『古写真・絵葉書で旅する東アジア150年』・『少年写真家の見た明治日本』刊行記念特集

 「ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする」――明治維新から今年でちょうど150年。西洋からの近代化の波は、文化や制度をはじめとしたあらゆる側面で日本に変革をもたらしました。それは、あくまで段階的に、しかし急速に市井の人々の生活を変え、また、東アジア諸国をも飲み込んでいきました。

 本特集では、最初期の波とともにやってきたオーストリア人少年写真家が、明治初期の日本の姿を写し、文章で記録した『少年写真家の見た明治日本』と、明治期に作られた中国・満州・朝鮮・台湾の古写真・絵葉書を手掛かりに近代化を遂げた当時の諸都市を紹介する『古写真・絵葉書で旅する東アジア150年』を併せて取り上げ、異郷「への」まなざしと、異郷「からの」まなざしという、世界に開かれた「日本」をめぐる二方向の視線に迫ります。


『古写真・絵葉書で旅する東アジア150年』刊行記念特集

 

 

『少年写真家の見た明治日本』刊行記念特集