明治150年特集

 変わりゆく時代に―。
 明治政府樹立から150年に際して、弊社刊行の書籍を一挙にご紹介!明治時代を振り返る学術書に触れてみてはいかがでしょう?

 

 

歴史・人文

幕末政治と開国

近代はいかに準備されたのか―
幕末日本の政治が「開国」という問題に直面するなかで、国家の体制はいかに変容し、対応していったのか。「将軍―譜代門閥」体制の瓦解から国民国家の形成への転換を余儀なくされる、明治維新への胎動が始まった近世日本の状況を数多の諸史料や先行研究を渉猟し、政治・経済・思想・文化など総体的な視点から明らかにする画期的著作!

 

幕末政治と開国

奥田晴樹 著

定価4,104円(本体3,800円)

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森有礼が切り拓いた日米外交

明治新政府が初めて米国に送り出した若き外交官の挑戦
着任から帰国までを、大量の新史料を駆使して描く。信教の自由、学校制度、女子教育、図書館・精神病院の設立等々。森の広範な活動の軌跡をたどりつつ、非業の死に至る出来事をも浮き彫りにする。米国務長官からの厚き信認と、岩倉使節団との深刻な対立。日本の進むべき道を模索し続けた真の姿に迫る。史料発掘者が描き出す新たな森有礼像。

 

 

少年写真家の見た明治日本 少年写真家の見た明治日本

16歳の少年写真家は日本で何を見たのか―
明治2年、困難に満ちた航海を乗り越え、遠くオーストリアより一人の少年が日本にたどり着いた。16歳のミヒャエル・モーザーである。そして、彼は新天地にとどまり写真家として生きることを決めた…。航海の道行き、そして日本での滞在の中で書き残したモーザー自身による日記・書簡類をひもとき、時代を浮かび上がらせる豊富な写真資料と共に彼の見聞した明治初期の世界を浮き彫りにする。貴重写真資料約130点掲載!

 

少年写真家の見た明治日本―ミヒャエル・モーザー日本滞在記

宮田奈奈/ペーター・パンツァー 編

定価7,020円(本体6,500円)

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古写真・絵葉書で旅する東アジア150年 古写真・絵葉書で旅する東アジア150年

古を学び、今を知る
「満蒙」の玄関口・大連、台湾の京都・台南、モダン都市・ソウル―。中国・台湾・朝鮮半島の25都市300点の過去と現在の景観を対比。東アジア再発見の旅へといざなう。

 

古写真・絵葉書で旅する東アジア150年

村松弘一・貴志俊彦 編

定価4,104円(本体3,800円)

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木口木版のメディア史 木口木版のメディア史

繊細・稠密な線が描き出す〈世界〉
明治20年代から大正初期にかけて、繊細・稠密な線による独特な表現で一世を風靡した複製技術、木口木版。報道や出版・広告の発展に伴う〈世界〉のひろがりのなか、写真と見紛うほどのそのリアルな描写は、近代的なヴィジュアルイメージを伝えるものとして驚きをもって受け入れられ、雑誌や新聞附録、教科書、チラシや商品パッケージなど、様々なメディアを席巻した。
木口木版の日本への導入と展開に大きな役割を果たした合田清、そして彼の興した生巧館の営みを伝える諸資料から、これまで詳らかに知られることのなかった近代日本の視覚文化の一画期を描き出す。新出の清刷をはじめ、400点以上の貴重図版を収載!

 

木口木版のメディア史―近代日本のヴィジュアルコミュニケーション

人間文化研究機構 国文学研究資料館 編

定価8,640円(本体8,000円)

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明治・大正の日本論・中国論

明治・大正の日本論・中国論をワンセットにして、今一度、近代日本の一級知識人(総勢11人)の日本論・中国論・対外論を比較文化学的に再考察し、これから進むべき日本論・中国論を創出する。

 

明治・大正の日本論・中国論―比較文化学的研究

藤田昌志 著

定価3,780円(本体3,500円)

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幕末明治 移行期の思想と文化

伝統と革新のアマルガム
日本史上、前近代と近代をともに経験した稀有な時代、幕末明治期。明治はそれ以前の日本をどのように背負い、切り捨て、読み換えていったのか。忠臣・皇国のイメージ、出版文化とメディア、国家形成と言語・思想。3つの柱より移行期における接続と断絶の諸相を明らかにし、ステレオタイプな歴史観にゆさぶりをかける画期的論集。

 

幕末明治 移行期の思想と文化

前田雅之・青山英正・上原麻有子 編

定価8,640円(本体8,000円)

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文学・言語

「私」から考える文学史

日本近代文学の新たな枠組み
日本固有の文学ジャンルと考えられている「私小説」。明確な定義がないなか、読者は一体なにを作者の「私」像として読み取っているのだろうか?本書では、従来「私小説」とみなされてこなかった作品や周辺ジャンルである日記や紀行文、映画や漫画などを含めた文学史の構築を試みるとともに、作り手である現代作家の水村美苗氏、佐伯一麦氏、青木淳悟氏への 「私」をめぐるインタビューを収録。明治以降の「私小説」を研究と創作の両面から再検討する。

 

「私」から考える文学史―私小説という視座

井原あや・梅澤亜由美・大木志門・大原祐治・尾形大・小澤純・河野龍也・小林洋介 編

定価7,776円(本体7,200円)

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知っておきたい日本の漢詩

漢詩を知れば、日本人がわかる
千数百年にわたり日本人のこころを伝えてきた漢詩。それぞれの時代の偉人たちが残してきた作品を、易しく丁寧な解説とともに読み解き、そこにあらわされた日本人の心を見つめなおす。漢詩の楽しさ・奥深さを知るための絶好の入門書。

 

知っておきたい日本の漢詩―偉人たちの詩と心

宇野直人 著

定価4,104円(本体3,800円)

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江戸・東京語の否定表現構造の研究

近代語から現代語への過程には、言語主体による変化があった―
「否定」をあらわす文末表現は、他者への配慮・表現論的機能・文法カテゴリーなど、様々な要素が複雑に絡み合った述語構造を持つ。『浮雲』『小公子』『金色夜叉』といった明治文学を対象に、文法的形式と意味・機能の両面から、その史的変遷にアプローチ。「言文一致運動」に代表される過渡期の言語実態を、日本語学的な視点からあぶりだす、刺激的な文法・文体論!

 

江戸・東京語の否定表現構造の研究

許哲 著

定価8,424円(本体7,800円)

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近代日本語の形成と欧文直訳的表現

「バタくさい」文章はどのようにして生まれたか?
近代、西欧の言語は、日本語の語彙・文法・文体等に大きな影響を与えた。とくに、欧文を直訳的に翻訳した表現は、新たな発想を促し、表現構造を産むことで、日本語を活性化させてきた。今もなお日本語に根付く欧文直訳的表現は、外国語を受け入れるなかで、どのように生成・受容されてきたのか?英語教育における欧文訓読を鍵に、文・句・文法のレベルで翻訳を捉え、近代語の成立過程の一端を明らかにする。
★欧文直訳的表現とは…
「one of the …est/最も…のなかの一つ」、「 from the … point of view/…の見地からすれば」のように、近代において、欧文を直訳したことであらわれたとされる日本語表現のこと。

 

近代日本語の形成と欧文直訳的表現

八木下孝雄 著

定価7,020円(本体6,500円)

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〈異郷〉としての日本

近代化と帝国主義の波が押し寄せた東アジアにおける、交流と対立の歴史を探る
中国・朝鮮半島・台湾から日本に留学した文化人や文学者は、故郷と異郷のあいだでどのような経験をしたのか。そしてそれをどのように描き、語ってきたのか。19世紀後半~20世紀前半にかけて、日本に留学した24名を取り上げ、彼らの日本体験と、作家や画家、音楽家、出版人、活動家などとして活動したその後の生涯を概観。日中韓台の研究者によって、生きられた近代東アジア史を浮かび上がらせる。

 

〈異郷〉としての日本―東アジアの留学生がみた近代

和田博文・徐静波・兪在真・横路啓子 編

定価6,696円(本体6,200円)

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