基礎学から文芸・教養書までを刊行する総合出版社。
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チイキカラカンガエルセカイシ

地域から考える世界史

日本と世界を結ぶ

桃木至朗 監修/藤村泰夫・岩下哲典 編

定価 4,536円 (本体4,200円) 在庫あり

数量:

日本史と世界史の総合的理解を模索

グローバル化、多文化共生の時代だからこそ、地域を見つめる視点が求められる。
列島各地に世界史を見出す多彩な事例と取り組みを紹介。
暗記中心ではない、生きた学びを実現する新たな歴史教育のアイデアとモデルを提示。

ISBN 978-4-585-22191-3 Cコード C1022
刊行年月 2017年11月 判型・製本 A5判・並製  464 頁
キーワード 世界史

目次

監修者はしがき 桃木至朗
序言 藤村泰夫
【特別寄稿】グローバル社会に求められる世界史 出口治明

第1章 中高生による地域再発見
ダブルプリズナーの記憶―生徒に受け継がれる「思考の連鎖」― 野村泰介
戦争遺跡・亀島山地下工場の掘りおこし―「地域」と「民族」の発見― 難波達興
アフガニスタンから山口へ―尾崎三雄氏の事例から― 鈴木均
「山口から考える中東・イスラーム」高校生プロジェクト 磯部賢治
「青少年近代史セミナ-」の意義―世界史をどこまで実感するか― 川上哲正
地域の歴史から日中交流へ―熊本県荒尾市における宮崎滔天兄弟顕彰事業の取組― 山田雄三・山田良介

第2章 多様な地域と多様な「教室」
日本海は地中海か?―網野善彦から託された海がつなぐ歴史・文化の学び― 竹田和夫
ムスリムに貼られた「レッテル」の再考―東京ジャーミイを事例として― 松本高明
ALTを通して学ぶ世界史 百々稔
日米双方の教科書を用いて学ぶ戦後史―アメラジアンの子どもたちとともに― 北上田源世界遺産から考える地域と世界史 祐岡武志
博物館と歴史研究をつなぐ 赤澤明
地域における歴史的観光資源の開発と活用―観光系大学学部ゼミナールでの教育実践からの考察― 岩下哲典

第3章 世界史教育の現在と未来
二一世紀の世界史学習の在り方―自主的な世界史像の形成をめざして― 二谷貞夫
世界史未履修問題に見る世界史教育の現実 篠塚明彦
社会知・実践知としての世界史をもとめて 原田智仁
インターネット時代の世界史―その問題性と可能性― 柳原伸洋

第4章 地域から多文化共生社会を考える
多文化共生社会をつくる―「地域から世界が見える」― 三浦知人
地域における多文化共生と世界史教育―熊本県における事例から― 平井英徳
塾「寺子屋」の可能性―横浜華僑華人子弟の教育― 符順和
在日外国人生徒交流会の成果と課題 吉水公一

第5章 現代社会が抱える問題に向き合う
地元志向と歴史感覚―内閉化に抗う歴史教育― 土井隆義
世界史のなかの貧困問題―「貧困の語り」をとらえる 中西新太郎
日本人の聖地伊勢神宮から考える世界史―自然と歴史の相関関係 深草正博
災害と人類の歴史 平川新
ヒロシマ・ナガサキからイラク・フクシマへ―核の脅威を考える― 井ノ口貴史

終論 桜井祥行
あとがき 原田智仁
著者略歴

編著者プロフィール

桃木至朗(ももき・しろう)
1955年生まれ。大阪大学文学研究科世界史講座教授。現在、大阪大学歴史教育研究会代表、高大連携歴史教育研究会運営委員長などの役職をもつ。
著書に、『わかる歴史・面白い歴史・役に立つ歴史-歴史学と歴史教育の再生を目ざして』(大阪大学出版会、2009年)、『市民のための世界史』(共編著、大阪大学出版会、2014年)、『「世界史」の世界史』(共編著、ミネルヴァ書房、2016年)などがある。

藤村泰夫(ふじむら・やすお)
1960年生まれ。山口県立宇部西高等学校教諭。地域から考える世界史の視点で新しい歴史教育の構築を考えている。
著書に、『世界史から見た日本の歴史三八話』(共著、文英堂、2000年)、『世界史の授業デザイン』(共著、明治図書、2013年)などがある。

岩下哲典(いわした・てつのり)
1962年生まれ。東洋大学文学部・大学院文学研究科史学専攻教授。日本近世・近代史
専攻。
著書に、『江戸のナポレオン伝説』(中央公論新社、1999 年)、『江戸の海外情報
ネットワーク』(吉川弘文館、2006 年)、『龍馬の世界認識』(共著、藤原書店、2010 年)、『江戸時代来日外国人人名辞典』(東京堂出版、2011 年)などがある。