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アジア遊学 222

タイワンノニホンブッキョウ

台湾の日本仏教

布教・交流・近代化

柴田幹夫 編

定価 3,024円 (本体2,800円) 予約商品

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2018/08/31

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日台双方の視点から植民地期の布教を再検討する―

1895年から1945年までの日本統治時代に曹洞宗、真言宗、浄土真宗本願寺派、大谷派などの仏教教団各宗派が展開した布教活動に焦点を当てる。
従軍布教をはじめ、病気平癒を求める現世利益的な行動のほか、救済・医療・教育・出版など多様な活動を通じた布教方法の実態を考察。
さらに本願寺の大谷光瑞の活動を通じて、台湾の産業化、近代化の様相を明らかにする。

ISBN 978-4-585-22688-8 Cコード C1315
刊行年月 2018年8月 判型・製本 A5判・並製  256 頁
キーワード 仏教, 東アジア, 近代

目次

序言 柴田幹夫

第1部 植民地布教の実態
日本統治時代の台湾における仏教系新宗教の展開と普遍主義―本門仏立講を事例として 藤井健志
「廟」の中に「寺」を、「寺」の中に「廟」を―『古義真言宗台湾開教計画案』の背景にあるもの 松金公正
真宗大谷派の厦門開教―開教使神田恵雲と敬仏会を中心に 坂井田夕起子
植民地初期(一八九五〜一八九六)日本仏教「従軍僧」の台湾における従軍布教―浄土宗布教使林彦明を中心に 闞 正宗(翻訳:喻楽)
台湾における真宗本願寺派の従軍布教活動 野世英水
大谷派台北別院と土着宗教の帰属 新野和暢
植民地統治初期台湾における宗教政策と真宗本願寺派 張益碩
台湾布教史研究の基礎資料『真宗本派本願寺台湾開教史』 沈佳姍(翻訳:王鼎)
海外布教史資料集の刊行の意義 中西直樹
『釋善因日記』からみた台湾人留学僧の活動 釋明瑛

第2部 植民地台湾の日本仏教―多様な活動と展開
一九三五年新竹・台中地震と日本仏教 胎中千鶴
日治時代台湾における日本仏教の医療救済 林欐嫚
台北帝国大学南方人文研究所と仏教学者の久野芳隆 大澤広嗣
伊藤賢道と台湾 川邉雄大
日本統治期台湾における江善慧と太虚の邂逅―霊泉寺大法会を中心として 大平浩史
日本統治期台湾に於ける仏教教育機関設立の背景―仏教グローバル人材の育成を求めて 大野育子
第二次世界大戦期の台湾総督府資料に見られる東南アジア事情 松岡昌和
台湾宗教史研究の先駆者―増田福太郎博士関係資料一斑 吉原丈司

第3部 台湾の近代化と大谷光瑞
大谷光瑞と「熱帯産業調査会」 柴田幹夫
台湾高雄「逍遥園」戦後の運命 黃朝煌(翻訳:応ジュン)
台湾の大谷光瑞と門下生「大谷学生」 加藤斗規
仏教と農業のあいだ―大谷光瑞師の台湾での農業事業を中心として 三谷真澄
台湾・中央研究院近代史研究所の大谷光瑞に係わる档案資料について 白須淨眞
西本願寺別邸「三夜荘」の研究―大谷光尊・光瑞の二代に亘る別邸 菅澤茂

編著者プロフィール

柴田幹夫(しばた・みきお)
新潟大学グローバル教育センター准教授、博士(学術)。専門は東洋史、近代日中仏教交流史。
主な著書に『大谷光瑞とアジア―知られざるアジア主義者の軌跡』(編著、勉誠出版、2010年)、『大谷光瑞の研究』(勉誠出版、2014年)、『興亜揚佛:大谷光瑞與西本願寺的海外事業』(台湾・博揚文化、2017年)などがある。

シリーズ詳細

アジア遊学