智慧の海叢書18
ヨシツネノヒガシアジア

義経の東アジア

小島毅 著
ISBN 978-4-585-07119-8 Cコード
刊行年月 2005年9月 判型・製本 B6判・並製 192 頁
キーワード

定価:1,045円
(本体 950円) ポイント:30pt

 品切 
書籍の詳細

中国大陸での宋金2大国の抗争が源氏と平氏の命運を分けた--
わたしたちになじみの深い「義経像」も「武士道」も、じつは東アジア海域のなかで生まれたものだ。
いま話題の源平時代の背景を、日本を超えるスケールで巨視的によみとく。

 

 

目次
はしがき

義経の時代の東アジア情勢
義経と同い年の男/二つの中国―宋と金/日宋貿易の商品/なぜゼニが出まわったか?

義経登場前夜の日本
院政とはなにか/京の権力闘争/少年・義経と奥州平泉/平泉の形成と義経/瀬戸内転戦、そして悲劇へ

源平合戦の国際性
西の平家、東の源氏/動乱の治承四年/仏教界の新風/無常観と軍記/もし宋が滅びていたら……

武士道と義経伝説
武士とはなんぞや?/「武士道」について―新渡戸稲造・三島由紀夫・大塩平八郎/京都から東京へ/真説鎌倉武士―踊る義経捜査線/義満の東アジア

義経参考文献・年表
あとがき
書評・関連書等

吉川弘文館『日本歴史』(2006.3)第694号、「新刊寸描」に紹介されました。
『男の隠れ家』(2006年2月号)、特集「愉悦の読書空間156人の384冊」に紹介されました(評者:川勝平太)。
週間ポスト(2005年11月4日号)、『ポスト・ブック・レビュー/この人に訊け!』に紹介されました。
<朝日新聞書評欄(10月2日付)『著者に会いたい』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
信濃毎日新聞書評欄(9月25日付)『栞』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
福島民友読書欄(9月25日付)『著者を訪ねて』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
宮崎日日新聞読書欄(9月25日付)『ほんを語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
秋田さきがけ新聞書評欄(9月25日付)『ページの向こう』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
京都新聞読書欄(9月25日付)『ページの向こう』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
福井新聞読書欄(9月25日付)『ほんを語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
山陽新聞読書欄(9月25日付)『本を語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
熊本日日新聞読書欄(9月25日付)『本を語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
南日本新聞読書欄(9月25日付)『ページの向こう』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
高知新聞読書欄(9月25日付)『著者と語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
下野新聞読書欄(9月24日付)『ページの向こう』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
福島民報書評欄(9月24日付)『著者と語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。
沖縄タイムス書評欄(9月24日付)『ほんを語る』に、『義経の東アジア』が大きく紹介されました。

おすすめ

  [詳細]
訂正新版 図説 書誌学

訂正新版 図説 書誌学

慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 編
定価:3,850円
(本体 3,500円)
日本人の読書

日本人の読書

佐藤道生 著
定価:13,200円
(本体 12,000円)
増補改訂 江戸の異性装者たち

増補改訂 江戸の異性装者たち

長島淳子 著
定価:3,520円
(本体 3,200円)
東アジアの後宮

東アジアの後宮

伴瀬明美・稲田奈津子・榊佳子・保科季子 編
定価:3,520円
(本体 3,200円)
ショッピングカート