基礎学から文芸・教養書までを刊行する総合出版社。
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アマノサンコンゴウジゼンポンソウカン ダイイッキ

天野山金剛寺善本叢刊  第一期

第一巻 漢学・第二巻 因縁・教化

後藤昭雄 監修/(第一巻)後藤昭雄・仁木夏実・中川真弓 編/(第二巻)荒木浩・近本謙介 編

定価 34,560円 (本体32,000円) 在庫あり

数量:

古代・中世における寺院の営みをいまに伝える一大資料群より天下の孤本を含む平安時代以来の貴重善本を選定し収載。
精緻な影印と厳密な翻刻、充実の解題により、その資料性と文化史的・文学史的価値を明らかにする。

【本書の特色】
・天野山金剛寺(大阪府河内長野市)に所蔵される貴重典籍をテーマごとに選定し収載。
精緻な影印と厳密な翻刻、当該分野に多くの実績を持つ研究者による解題によって、その資料性と文化史的・文学史的価値を明らかにする。
・収録典籍には天下の孤本も多数含まれており、今次の公刊により全編が明らかになるものを多く選定している。
・翻刻・解題は、20年以上にわたり金剛寺の典籍・聖教の調査にあたった研究者によるもので、現物に拠った最新の知見を盛り込んでいる。
・原本の姿をより鮮明に伝えるカラー口絵を各巻に配した。

*こちらの商品は二分冊(分売不可)となっております。

ISBN 978-4-585-21211-9 Cコード C3015
刊行年月 2017年2月 判型・製本 A5判・上製  1360 頁
キーワード 中世, 仏教, 古代, 古典, 日本史

目次

(第一巻 漢学)
巻頭言 天野山金剛寺座主 堀智真
天野山金剛寺所蔵古典籍・古文書調査の歴史 後藤昭雄・海野圭介

凡例

影印
全経大意(鎌倉時代写)
文集抄 上(建治二年〔一二七六〕写)
楽府注少々(室町時代末期写)
本朝文粋 巻第八(南北朝時代写)
本朝文粋 巻第十三(鎌倉時代写)
円珍和尚伝(寛喜二年〔一二三〇〕写)
明句肝要(鎌倉時代写)

翻刻
全経大意
文集抄 上
楽府注少々
円珍和尚伝
明句肝要

解題
第一巻「漢学」概要
全経大意
文集抄 上
楽府注少々
本朝文粋 巻第八
本朝文粋 巻第十三
円珍和尚伝
明句肝要


(第二巻 因縁・教化)
凡例

影印
教児伝(応永二十八年〔一四二一〕写)
天台伝南岳心要(正安元年〔一二九九〕写)
聖徳太子伝記(南北朝時代写)
佚名孝養説話集(室町時代初期写)
左近兵衛子女高野往生物語(室町時代後期写)
無名仏教摘句抄(宝治元年〔一二四七〕写)
花鳥集(永和二年〔一三七六〕写)

翻刻
教児伝
天台伝南岳心要
聖徳太子伝記
佚名孝養説話集
左近兵衛子女高野往生物語
無名仏教摘句抄
花鳥集

解題
第二巻「因縁・教化」概要
教児伝
天台伝南岳心要
聖徳太子伝記
佚名孝養説話集
左近兵衛子女高野往生物語
無名仏教摘句抄
花鳥集

後記

編著者プロフィール

天野山金剛寺(あまのさんこんごうじ)
大阪府河内長野市に所在する真言宗御室(おむろ)派の古刹。行基菩薩の開基と伝え、平安時代の末には鳥羽天皇の皇女・八条院暲子内親王の安堵を得た。南北朝期には、南朝方の勅願寺として後村上天皇の行在所となり、また、北朝方の光厳天皇・光明天皇・崇光天皇の三代の行在所ともなる。同時期に、高野山や南都諸寺で教学を修めた正学頭・禅恵(ぜんね)法印が金剛寺に帰り、教学に関わる多くの書物を招来し学問寺院としての基盤をかたち作ることとなった。
金剛寺には、禅恵法印による書写・収集にかかる書物が一群をなして伝来するが、それらを遡る平安時代から鎌倉時代にかけて書写された文書・典籍・聖教類も多数伝わり、古代・中世の寺院の営みを伝える一大資料群として、明治時代から現在に至るまで広く注目を集めてきた。

後藤昭雄(ごとう・あきお)
大阪大学名誉教授。専門は日本漢文学。
著書に『本朝漢詩資料論』(勉誠出版、2012年)、論文に「大江匡衡と『文選』」(『語文』100・101輯、2013年)、「日本詩紀拾遺後補」(『成城文藝』228号、2014年)などがある。

仁木夏実(にき・なつみ)
明石工業高等専門学校准教授。

中川真弓(なかがわ・まゆみ)
大阪大学大学院・招聘研究員。

荒木浩(あらき・ひろし)
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授。

近本謙介(ちかもと・けんすけ)
名古屋大学准教授。