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アジア遊学 164

シュウサクジントニッチュウブンカシ

周作人と日中文化史

伊藤徳也 編

定価 2,592円 (本体2,400円) 在庫あり

数量:

西洋の「知」、日本の「情」、中国の「意」

周作人の名に触れずに中国の近代文学史を語ることは難しい。近代中国の文学的事象を拾っていけば、いかにその影響が多方面にまで及んでいたかがわかる。
日本との関わりを中心に、鋭い国際感覚をもった愛国者、周作人の思想と美学に迫る。

ISBN 978-4-585-22630-7 Cコード C1320
刊行年月 2013年5月 判型・製本 A5判・並製  240 頁
キーワード 中国, 近代

目次

序 文 伊藤徳也

第1章 日本文化へのまなざし
周作人と雑誌『白樺』 及川智子
北風の彼方に―周作人「新しき村」の幻影 森雅子
周氏兄弟の思想的時差―白樺派・厨川白村の影響を中心に 小川利康
竹久夢二へのまなざし―周作人と豊子愷 大野公賀
戦前・戦中における周作人の日本文化論と柳田民俗学 王蘭
〈特別寄稿〉周作人とフォークロア(研究回顧) 飯倉照平

第2章 中国文化史の中で
紹興時代の周作人の児童観 李瑾
周作人の書簡体散文と文人尺牘 呉紅華
一九二〇年代中国における小品文形成と周作人、夏丏尊 鳥谷まゆみ
耽美派と対立する頽廃派―一九二三年の周作人と徐志摩、陳源 伊藤徳也
周作人の「国家」意識 趙京華
〈特別寄稿〉『周作人訳文全集』編纂余話 止庵(小川利康訳)

第3章 周作人における思想と文学
近代的〈鬼〉概念の成立―周作人『孤児記』から魯迅『狂人日記』への系譜 工藤貴正
魯迅「狂人日記」材源考―周氏兄弟とソログープ 長堀祐造
周作人の『中国新文学の源流』論と「儒家」論について 尾崎文昭
〈特別寄稿〉“国罵”再考―ある“最終講義” 木山英雄

編著者プロフィール

伊藤徳也(いとう・のりや)
1962年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。東京大学大学院人文科学研究科中国語中国文学博士課程中退。専門は近現代中国文学、比較文化論。
主な論文に「近代中国における文学言語」、「林語堂の自己形成-初期の文化意識を中心に」、共訳として『藻を刈る男-茅盾短編集』がある。

シリーズ詳細

アジア遊学

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