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チョウセンカンシココンメイサクセン

朝鮮漢詩古今名作選

下定雅弘・豊福健二 編著

定価 10,800円 (本体10,000円) 予約商品

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2019/02/28

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「朝鮮漢詩」鑑賞の決定版

古代から20世紀初頭までの朝鮮漢詩の名作180余首を精選、訳注を施し、作者、時代背景、中国漢詩からの影響等の解説を添えて、作品の魅力・特質を紹介する。
肉親に対する情愛の濃やかさ・深さ、民の生活困苦の率直な表現、社会の不正を憤る情の激しさ、外からの侵攻に抗せんとする気概、 党派闘争がもたらす苦悩、女性詩人による男女の愛情表現の可憐さ等々・・・。これらの独特な表現を通して、知られざる朝鮮民族の文化・思想の神髄に迫る。
中国でも類を見ない朝鮮最高の長編英雄叙事詩である李奎報「東明王篇」(朱蒙の物語)を収載した。

ISBN 978-4-585-29171-8 Cコード C3098
刊行年月 2019年2月 判型・製本 A5判・上製  384 頁
キーワード 古典, 東アジア, 漢文

目次

はじめに
 朝鮮漢詩について
 凡 例

第一章 古朝鮮時代から後三国時代まで(~九三六)
001 箜篌引 麗玉
002 亀何歌 無名氏
003 黄鳥歌 瑠璃明王
004 于文に遺る 乙支文徳
005 太平頌 真徳王
006 返俗謡 薛瑶
007 海歌 無名氏
008 秋夜雨中 崔致遠
009 伽倻山に題す 崔致遠
010 古意 崔致遠
011 寓興 崔致遠
012 江南の女 崔致遠
013 憤怨の詩 王巨仁

第二章 高麗時代(九一八~一三九二)
014 人に代わりて遠きに寄す 崔承老
015 寒松亭曲 張延祐
016 絶句 崔冲
017 舟中夜吟 朴寅亮
018 宋に使いして泗州の亀山寺に過ぎる 朴寅亮
019 人を送る(一) 鄭知常
020 西郊 鄭知常
021 人を送る(二) 鄭知常
022 長源亭 鄭知常
023 石竹の花 鄭襲明
024 東宮春帖子 金富軾
025 甘露寺 恵袁の韻に次す 金富軾
026 遠きに寄す 高兆基
027 戟巌 呉世才
028 目を病む 呉世才
029 蕭寺 林椿
030 友人の韻に次す(一) 林椿
031 友人の詩に次す(二) 林椿
032 漁父 林椿
033 山居 李仁老
034 続行路難 李仁老
035 駅壁に題す 無名氏
036 詩(逐臣感涙) 金仁鏡
037 林椿の詩を読む 李奎報
038 雨中 耕すもの者を観て書記に贈る 李奎報
039 夏日即事 二首 其の二 李奎報
040 東明王篇 幷びに序 李奎報
041 続将進酒歌 李奎報
042 元暁の讃 一然
043 三蔵 無名氏
044 蛇竜 無名氏
045 墨冊謡 無名氏
046 牛大吼謡 無名氏
047 小楽府 沙里花 李斉賢
048 小楽府別曲 水精寺 李斉賢
049 小楽府別曲 耽羅謡 李斉賢
050 山中の雪夜 李斉賢
051 武昌 金九容
052 辛丑の年の紅賊 二首 其の二 金九容
053 江南曲 鄭夢周
054 日本に奉し使せしときに作る(一) 鄭夢周
055 日本に奉し使せしときに作る(二) 鄭夢周
056 丹心歌 鄭夢周
057 浮碧楼 李穡

第三章 朝鮮時代前期(一三九二~一五〇五)
058 何如歌 李芳遠
059 讖謡(一) 無名氏
060 讖謡(二) 無名氏
061 讖謡(三) 無名氏
062 刑に臨むの詩 成三問
063 絶筆 成三問
064 死に臨みて筆を絶つ 李塏
065 咸吉道節度使の為に作る 兪応孚
066 子規の詩(一) 端宗
067 子規の詩(二) 端宗
068 北征 南怡
069 楽府の辞を述ぶ 金守温
070 睡りより起く 徐居正
071 春日 徐居正
072 宝泉灘即事 金宗直
073 鵄述嶺 金宗直
074 山行即事 金時習
075 二釣叟を嘲る 右は呂望 金時習
076 福霊寺 朴誾
077 梅を斫るの賦 魚無迹
078 流民嘆 魚無迹

第四章 朝鮮時代中期(一五〇五~一七二〇)
079 夜起きて粥を醊る 洪裕孫
080 大関嶺を踰えて親庭を望む 申師任堂
081 親を思う 申師任堂
082 半月を詠ず 黄真伊
083 相思夢 黄真伊
084 蘇判書を送別す 黄真伊
085 義州雑題 十二絶 山川の景勝 李滉
086 野池 李滉
087 弘慶寺 白光勲
088 花石亭 李珥
089 退くを求めて感有り 李珥
090 無語別 林悌
091 浿江歌(一) 林悌
092 浿江歌(二) 林悌
093 浿江歌(三) 林悌
094 鞦韆曲 林悌
095 戯れに生陽館に題す 林悌
096 馬牛歌 林悌
097 貧女吟(一) 許蘭雪軒
098 貧女吟(二) 許蘭雪軒
099 貧女吟(三) 許蘭雪軒
100 閨怨 許蘭雪軒
101 采蓮曲 許蘭雪軒
102 夫の江舎に読書するに寄す 許蘭雪軒
103 興を遣る 許蘭雪軒
104 閨情 李玉峰
105 初月 李玉峰
106 夢魂 李玉峰
107 癸未の北乱 李玉峰
108 山寺夜吟 鄭澈
109 戦船に乗りて防踏浦に下る 鄭澈
110 閑山島夜吟 李舜臣
111 此の翁 李山海
112 酔客に贈る 李梅窓
113 閨中怨 李梅窓
114 仏日庵 因雲釈に贈る 李達
115 拾穂謡 李達
116 鄭松江の墓に過ぎりて感有り 権韠
117 任茂叔の科を削らるるを聞く 権韠
118 杜詩を読みて偶ゝ題す 権韠
119 忠州石 白楽天に効う 権韠
120 孀婦詩 柳夢寅
121 古長城 沈光世
122 落花巌 沈光世
123 古意 李晬光
124 新雪 李晬光
125 途中 李晬光
126 江上に歌を聞く 李安訥
127 索居放言 十首(第八首) 張維
128 戴勝吟 朴仁老
129 述懐 二首(第一首) 朴仁老
130 李夢竜の詩 成以性
131 怨詞 崔奇男
132 秋懐 五 崔奇男
133 北塞に謫せらる 尹善道
134 山民 金昌協

第五章 朝鮮時代後期以後(一七二一~一九二〇)
135 満月台 洪世泰
136 題画 金万最
137 樵童 李献慶
138 燕巌にて先兄を憶う 朴趾源
139 田家 朴趾源
140 農夫 車佐一
141 漫吟 老杜の韻に次す 三首(第一首) 車佐一
142 幼女を憶う 丁若鏞
143 海南吏 丁若鏞
144 如夢令 内に寄す 丁若鏞
145 児よ啼く莫かれ 李亮淵
146 野雪 李亮淵
147 北行百絶 幷びに序 其の六 趙秀三
148 北行百絶 幷びに序 其の十四 趙秀三
149 北行百絶 幷びに序 其の二十二 趙秀三
150 北行百絶 幷びに序 其の二十六 趙秀三
151 北行百絶 幷びに序 其の六十五 戦場坪 趙秀三
152 北行百絶 幷びに序 其の六十七 趙秀三
153 北行百絶 幷びに序 其の九十一 造山 趙秀三
154 北行百絶 幷びに序 其の九十三 西水羅 趙秀三
155 隴城雑詠 二十二首 第十九首 趙秀三
156 耕織図の韻に次す 四十六首 第一首 種を浸す 趙秀三
157 耕織図の韻に次す 四十六首 第十首 挿秧 趙秀三
158 耕織図の韻に次す 四十六首 第十五首 収刈 趙秀三
159 耕織図の韻に次す 四十六首 第二十首 簸揚 趙秀三
160 徳津にて蓮を採る 趙秀三
161 自ら嘆く 金笠
162 是是非非詩(一) 金笠
163 是是非非詩(二) 金笠
164 笠を詠ず 金笠
165 貧吟 金笠
166 飲み艱し野店 金笠
167 惰婦 金笠
168 年長の冠者を嘲る 金笠
169 金剛に入る 金笠
170 妙香山の詩 金笠
171 九月山峰 金笠
172 景を賞づ 金笠
173 淮陽の過次 金笠
174 還甲宴 金笠
175 某女に贈る 金笠
176 尹哥村を辱む 金笠
177 詩客と詰䛯す 金笠
178 破字詩 金笠
179 世を譬す 金笠
180 矗石楼 金笠
181 佳人 金笠
182 此の夜寒し 十絶 第二首 柳寅植
183 此の夜寒し 十絶 第八首 柳寅植
184 此の夜寒し 十絶 第十首 柳寅植

附 録
 小辞典
 関係地図
 略年表

編著者プロフィール

下定雅弘(しもさだ・まさひろ)
岡山大学名誉教授。文学博士。六朝及び唐代の詩人、陶淵明・白楽天・柳宗元等を専門とする。
著書に『白楽天の愉悦―生きる叡智の輝き』(勉誠出版、2006年)、『柳宗元―逆境を生きぬいた美しき魂―』(勉誠出版、2009年)、『白楽天』(角川ソフィア文庫、2010年)、『長恨歌―楊貴妃の魅力と魔力―』(勉誠出版、2011 年)、『柳宗元詩選』(岩波文庫、2011 年)、『陶淵明と白楽天―生きる喜びを詠い続けた詩人―』(角川選書、2012年)、『精選漢詩集―生きる喜びの歌―』(ちくま新書、2014年)、『白居易と柳宗元』(岩波現代全書、2015年)、『杜甫全詩訳注』一~四(講談社学術文庫、2016年)、『寂嚴和上漢詩集 松石余稿 訳注』(宝島寺古文書研究会読解・下定雅弘監修、宝嶋寺、2017年)などがある。

豊福健二(とよふく・けんじ)
武庫川女子大学名誉教授。北宋の文学評論を専門とする。
主な著書に『蘇東坡文芸評論集』(木耳社、1989 年)、『蘇東坡詩話集』(朋友書店、1993 年)、『風呂で読む漱石の漢詩』(世界思想社、1996年)、訳書に趙東一著『東アジア文学論』(朋友書店、2015 年)、翻訳監修に韋旭昇著『中国古典文学と朝鮮』(研文出版、1999 年)、論文に「東アジア各国文学史の草創期」(『東アジア三国の文化―受容と融合―』関西文化研究叢書、2009年)などがある。