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カンキョウジンブンガクニ タシャトシテノシゼン

環境人文学Ⅱ 他者としての自然

野田研一・山本洋平・森田系太郎 編著

定価 3,240円 (本体3,000円) 予約商品

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2017/02/28

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動物、森、死者、サイボーグ…
他者をどのように捉え、描くのか

永遠なる未知へ。
文学から歴史学、人類学、教育学、言語学を横断し、環境人文学における「他者」をめぐる最新の議論と、今後考えるべき問題を提示する。「異なる種」である動物の表象、人間外(ノンヒューマン)存在(そんざい)の表象から、贈与と負債の感情、時間の捉え方など、「他者としての自然」と「人間」の関係性を再考する。
梨木香歩、加藤幸子の鼎談も掲載!

ISBN 978-4-585-29129-9 Cコード C1090
刊行年月 2017年2月 判型・製本 A5判・並製  320 頁
キーワード 文化史, 民俗学, 現代社会, 環境, 評論, 近現代

目次

はじめに 山本洋平

Ⅰ 人間と動物のあいだ
【鼎談】鳥の影―二一世紀になお自然を描くとは  加藤幸子×梨木香歩×野田研一
イヌはいかに人間の言うことを理解するのか―マルチスピーシーズ民族誌の可能性
奥野克巳
越境する動物がもたらす贈物(ギフト) 矢野智司
彷徨(さすらい)といふ救済/ザネリの夜―『銀河鉄道の夜』『もののけ姫』に寄せて 北條勝貴
内なる、環境からの声―失われた〈時間〉を語るためのことば 李恩善

Ⅱ アメリカ文学の〈自然〉を読みなおす
環境意識の新生 ソローにみる異化の技巧  フランソワ・スペック(翻訳:藤原あゆみ)
バートルビーの眼をとじる―超越主義的ネットワークにおける視覚、身体、他者 山本洋平
ゲーリー・スナイダーの『終わりなき山河』―惑星文学の可能性 山里勝己
真珠湾攻撃の内宇宙―バラードSFとエコ・テロリズム 巽孝之
ミッキー・ウルフマンなんか怖くない―オオカミ/パラノイア/『LAヴァイス』 波戸岡景太
生きることは動くこと(Living is Moving)―アニー・ディラードの受動性 中川直子

Ⅲ これからの環境人文学
環境人文学の現在 結城正美
未来の種、未来の住み処(すみか)―環境人文学序説 ウルズラ・K・ハイザ(翻訳:森田系太郎)
自然/文化、環境/文学―記号の儀式と擬制の祝宴 小山亘
「二五年後」のエコクリティシズム スコット・スロヴィック(聞き手:森田系太郎[編集・翻訳]、山本洋平)

おわりに 森田系太郎

編著者プロフィール

野田研一(のだ・けんいち)
立教大学名誉教授。
主な著書に『交感と表象―ネイチャーライティングとは何か』(松柏社、2003年)、『自然を感じるこころ―ネイチャーライティング入門』(筑摩書房、2007年)、『〈風景〉のアメリカ文化学[シリーズ・アメリカ文化を読む 2]』(編著、ミネルヴァ書房、2011年)、『異文化コミュニケーション学への招待』(みすず書房2011)(共編・鳥飼玖美子他)、『失われるのは、ぼくらのほうだ―自然・沈黙・他者』(水声社、2016年)などがある。

山本洋平(やまもと・ようへい)
明治大学・専任講師。立教大学(博士[文学])。戸板女子短期大学・専任講師を経て現職。専門はアメリカ文学、アメリカ環境思想史におけるヘンリー・デイヴィッド・ソロー研究。

森田系太郎(もりた・けいたろう)
上智大学(学士[国際関係法])、立教大学(修士[異文化コミュニケーション]、博士[社会デザイン学])、モントレー国際大学院(修士[会議通訳])。専門は環境人文学、通訳・翻訳の実践。

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