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ブッキョウガツナグアジア

仏教がつなぐアジア

王権・信仰・美術

佐藤文子・原田正俊・堀裕 編

定価 3,888円 (本体3,600円) 在庫あり

数量:

アジアのなかの「日本」を読み解く

民族・国境を超えて伝播し、言語・思想・造形等に大きな影響を与え、王権や儀礼とも密接に結びついた仏教。この普遍宗教は、アジア世界をつなぐ紐帯としてあった。
中国史料の多角的読み解きにより、仏教を媒介とした交流・交渉のありようを照射、アジア史の文脈のなかに日本を位置づける。

ISBN 978-4-585-21021-4 Cコード C3015
刊行年月 2014年5月 判型・製本 四六判・上製  336 頁
キーワード 中世, 中国, 仏教, 古代, 平安, 日本史, 美術, 近世

目次

序 文

Ⅰ 信仰と認識
胡語から梵語へ―日中仏教文献におけるインド・西域言語の認識― 宮嶋純子
中国仏教美術における「火焰光背」の出現 西林孝浩


Ⅱ 仏教と王権
唐代の内道場と内供奉僧について 米田健志
天皇の受灌頂と皇帝の受灌頂 駒井匠
皇帝の誕生日法会から室町将軍の誕生日祈禱へ 原田正俊
出家と得度のあいだのひとびと―日本と中国の度僧システムについての比較研究の試み― 佐藤文子


Ⅲ 奇瑞と文化
みごもりの夢―高僧の誕生をめぐって― 西口順子
掘り出される石の讖文―聖徳太子未来記と宝誌和尚讖― 堀裕
日中往生伝の臨終にみる奇瑞と行業―平安時代六往生伝の成立と展開をめぐって― 田中夕子


Ⅳ 美術と技術
五代宋初に至る仏画における呉道玄様式の展開 大原嘉豊
王古撰『新修浄土往生伝』小考―院政期日宋交流の一齣― 横内裕人
楊貴妃観音の源流―近世中国における観音菩薩の女性化をめぐって― 石野一晴
中国仏教史研究会の経緯 竺沙雅章(口述)

あとがき 原田正俊
執筆者一覧

編著者プロフィール

佐藤文子(さとう・ふみこ)
1965年生まれ。本願寺史料研究所研究員、佛教大学・関西大学非常勤講師。専門は思想史・宗教史・史学史。
論文に「延暦年分度者制の再検討」(『佛教史学研究』48-2、2006年)、「七条道場金光寺父屋の操業とその従事者」(村井康彦・大山喬平編『七条道場金光寺文書の研究』法蔵館、2012年)、「臨時得度の政治思想」(『仏教史研究』50、2012年)などがある。

原田正俊(はらだ・まさとし)
1959年生まれ。関西大学文学部教授。専門は日本中世史・仏教史。
著書に『日本中世の禅宗と社会』(吉川弘文館、1998年)、『天龍寺文書の研究』(編著、思文閣出版、2011年)、論文に「日本の五山禅宗と中世仏教」(島尾新編・小島毅監修『東アジアのなかの五山文化』(東京大学出版会、2014年)などがある。

堀裕(ほり・ゆたか)
1969年生まれ。東北大学准教授。専門は日本古代史。
論文に「天皇の死の歴史的位置―「如在之儀」を中心に」(『史林』81巻1号、1998年)、「八世紀の図讖と皇位継承―孝謙・称徳天皇を中心に」(永井隆之ほか編『日本中世のNATION3』岩田書院、2013年)などがある。

書評情報

「日本歴史」(2014年11月号)にて、本書の書評が掲載されました。

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