基礎学から文芸・教養書までを刊行する総合出版社。
Publishing the books about Japanese literature, history and etc.

  • ホーム
  • お知らせ
  • ご利用案内
  • お問い合わせ
  • 会社案内
特集ページ
電子書籍はこちら

エッキョウスルメディアトヒガシアジア

越境するメディアと東アジア

リージョナル放送の構築に向けて

玄武岩 編

定価 4,860円 (本体4,500円) 在庫あり

数量:

メディアコンテンツの越境は何をもたらすのか

メディアが作る新時代
日本・韓国・中国の大衆文化は、交流の時代から共有の時代へと大きく転換してきた。
アニメやドラマなど越境するコンテンツの生産・消費・表象・規制が織り成すダイナミックなメディア空間の諸相から、東アジアの平和と相互理解を醸成するためのリージョナル・メディア(地域統合型メディア)を構想する。

ISBN 978-4-585-23034-2 Cコード C3030
刊行年月 2015年3月 判型・製本 A5判・上製  440 頁
キーワード 東アジア, 現代社会, 社会学, 近現代

目次

はじめに 玄武岩

第1部 東アジアにおけるメディア文化フローのダイナミズム
 第1章 文化越境の構造―戦後韓国における「日本大衆文化禁止」のメカニズム 金成玟
 第2章 越境するアニメソングの共同体―日本大衆文化をめぐる韓国の文化的アイデンティティとオリジナルへの欲望 玄武岩
 第3章 「禁止」と「改変」―韓国におけるスーパー戦隊シリーズの越境から 平侑子・張慶在
 第4章 リメイク作品から見る日韓ドラマの「社会性」―『ハケンの品格』(日)と『職場の神』(韓)を題材に 芳賀恵・金周英・玄武岩
 第5章 越境する〈ホームアニメ〉―東アジアにおける『ちびまる子ちゃん』の家族像 玄武岩・張慶在・金春玉・丁暁婷・李亜妤・王瑩珞
 第6章 メディアファンドの活動に見る中国の文化強国戦略 渡辺浩平
 第7章 中国のネットベンチャー・騰訊(テンセント)と中国共産党―中国企業のグローバル市場進出と国内のネット統制、そのねじれた関係 渡辺浩平

第2部 東アジアの越境的リージョナル放送に向けて―日韓中テレビ制作者フォ―ラムの実践
 第8章 なぜ東アジアのテレビ制作者は語り合うのか 今野勉
 第9章 日韓中共通の放送コンテンツは可能か 鈴木弘貴
 第10章 中国帰国者、原爆被害者、そして『基町アパート』―「戦争被害受忍論」を克服する日韓中テレビ制作者の連帯へ 玄武岩
 第11章 韓国における原爆体験のゆがみと〈反核〉―ヒロシマ・ナガサキの共苦に向けて 玄武岩
 第12章 領土問題とジャーナリズム―「国益」を越える東アジアリージョナル放送の構想へ 玄武岩

編著者プロフィール

玄武岩(ひょん・むあん)
1969年生まれ。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専門はメディア文化研究、日韓関係論。
著書に『韓国のデジタル・デモクラシー』(集英社新書、2005年)、『統一コリア―東アジアの新秩序を展望する』(光文社新書、2007年)、『コリアン・ネットワーク―メディア・移動の歴史と空間』(北海道大学出版会、2013年)。共著に『興亡の世界史18 大日本・満州帝国の遺産』(講談社、2010年)がある。