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シンガンロンソウキンインタガジョウノヒ

真贋論争「金印」「多賀城碑」

揺れる古代史像、動かぬ真実は?

安本美典 著

定価 3,024円 (本体2,800円) 在庫あり

数量:

福岡県志賀島出土とされる「漢委奴国王」の金印は本物か偽物か。
そして、「多賀城碑」は、江戸時代初期の偽造物である。
国宝や重要文化財への真贋の疑惑。真実をどこまで追いつめることができるか。

ISBN 978-4-585-22556-0 Cコード C0021
刊行年月 2015年9月 判型・製本 A5判・上製  368 頁
キーワード 古代, 日本史, 考古

目次

第一部 奴国の滅亡と邪馬台国の勃興―「漢委奴国王」金印は、ほんものなのか
 第1章 金印の語るもの―なぜ、そこから出たのか
 第2章 二つの金印をめぐる真贋論争―偽作者たちの影
 第3章 「漢委奴国王」は、なんと読むか―「漢の委の奴国王」と読むのは、妥当である
 第4章 「委国の極南界」とは、なにを意味するか―金印奴国時代の遺跡・遺物は、どこから出ているか?
 第5章 奴国はいつ滅び、卑弥呼はいつ女王になったか―西暦二八〇年~三三〇年の五〇年間におきたこと
 第6章 邪馬台国は、どこから勃興したのか―北九州東北部から興り、筑前川上流域に都した?

第二部 重要文化財「多賀城碑」は、江戸時代初期の偽造物である―奈良時代資料にあらわれない字体の文字が使用されている

第三部 三つの贋作騒動―広重『東海道五捨参次』の原画・三角寛のサンカ研究・『東日流外三郡誌』

編著者プロフィール

安本美典(やすもと・びてん)
1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。
京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊・邪馬台国』編集責任者。情報・古学会会員。
専攻は、日本古代史、言語学、心理学。
『大和朝廷の起源』(勉誠出版)などの、本シリーズの既刊15点以外の主な著書に、次のようなものがある。
日本古代史関係…『神武東遷』(中央公論社)、『卑弥呼の謎』(講談社)、『邪馬台国への道』(筑摩書房)、『研究史邪馬台国の東遷』(新人物往来社)、『吉野ケ里遺跡と邪馬台国』(大和書房)、『奴国の滅亡』(毎日新聞社)、『新説:日本人の起源』(宝島社)、『邪馬台国はその後どうなったか』(廣済堂出版)、『日本誕生記Ⅰ、Ⅱ』『邪馬台国の真実』(PHP研究所)など。
言語学関係…『日本語の誕生』(大修館書店)、『日本語の成立』(講談社)、『日本語の起源を探る』『卑弥呼は日本語を話したか』(以上、PHP研究所)、『日本人と日本語の起源』(毎日新聞社)、『言語の科学』(朝倉書店)、『言語の数理』(筑摩書房)など。

書評情報

「出版ニュース」(2015.12上旬号)の「Book Guide」欄にて、本書の紹介文が掲載されました。