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キンダイニホントアジア チセイガクテキアプローチカラ

近代日本とアジア 地政学的アプローチから

三谷博 監修/クロード・アモン、廣瀬緑 編

定価 4,104円 (本体3,800円) 在庫あり

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近代日本はアジアに何を見たか

19世紀中盤以降、西洋の影響を強く受けながら近代国家形成を目指していった日本。
しかし、その展開においては、近隣諸国との歴史的・地域的関係性もまた、大きな条件として存在していた―。
複雑化する国際環境のなかで、「アジア」なるものの一角に位置した日本は、この地域をどのように捉え、なにを企図していったのか。
仏・日・米・豪の研究者による多面的な考察から、戦前期の日本におけるアジア認識を探り、日本とアジアの歴史理解への基盤を提示する。

ISBN 978-4-585-22157-9 Cコード C3020
刊行年月 2016年9月 判型・製本 A5判・上製  224 頁
キーワード アジア, 幕末, 日本史, 明治, 江戸, 近世, 近代

目次

巻頭言 三谷博

序 クロード・アモン

1 「アジア」概念の再発明―地理学から地政学へ 三谷博
2 初期アジア主義と中江兆民―日本の文明開化、ヨーロッパとアジアの創造 エディ・デュフルモン
3 アジア主義と国益―明治期の内田良平を例として グレゴワル・サストル
4 移動―1884年の太平洋周辺における様々な出来事 ステファン・タナカ
5 朝鮮と明治期日本のノスタルジア リオネル・バビッチ
6 台湾から満州国へ、中国における大倉組の市場開拓 クロード・アモン
7 岡倉天心の地政学的直観 浅利誠
8 今泉雄作の図案法と岡倉天心の泰西美術史 廣瀬緑
9 江藤新平における「人民の権利の保護」―その法政治思想的連関 ベルランゲ河野紀子
10 花柳病男子の結婚制限と法律婚にみる戸籍の法的役割―新婦人協会と穂積重遠を中心に 小沼イザベル
11 ジャン・レイ―あるフランス人政治学者の見た日本の植民地主義と東アジア・太平洋戦争 アルノ・ナンタ

結びにかえて 廣瀬緑

執筆者一覧

編著者プロフィール

三谷博(みたに・ひろし)
東京大学名誉教授。跡見学園女子大学教授。専門は19世紀日本・東アジア史、比較史。
著書に、『東アジアの公論形成』(東京大学出版会、2004年)、『明治維新を考える』(岩波現代文庫、2012年)、『愛国・革命・民主』(筑摩書房、2013年)などがある。

クロード・アモン(Claude Hamon)
パリ・ディドロ大学准教授。専門は経済史。
著書に、Le Groupe Mitsubishi - du zaibatsu au keiretsu(1870 - 1990), Paris, l’Harmattan, 1995, Shibusawa Eiichi - bâtisseur du capitalisme japonais, Paris, Maisonneuve & Larose, 2007.がある。

廣瀬緑(ひろせ・みどり)
パリ・ディドロ大学准教授。専門は近代デザイン史。
著書に、『アール・ヌーヴォーのデザイナー M.P.ヴェルヌイユと日本』(第34回ジャポニスム学会賞受賞、クレオ、2013年)、論文に、「染織とグローバリゼーション―アンディエンヌ(更紗)からジャポニスムへ」(第11回国際日本学シンポジウム、お茶の水女子大学『比較日本学研究センター研究年報』6号、2010年)などがある。

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