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フビョウドウデハナカッタ バクマツノアンセイジョウヤク

不平等ではなかった 幕末の安政条約

関税障壁20%を認めたアメリカ・ハリスの善意

鈴木荘一・関良基・村上文樹 共著

定価 864円 (本体800円) 在庫あり

数量:

イギリスに対抗してアヘン貿易を禁じた日米の連携

安政五年に締結された「日米通商条約」は本当に「不平等」だったのか?関税障壁20%はどのような意味を持っていたのか?
アメリカ総領事・ハリスはどのような人物だったのか?
「不平等条約」の真実に迫る。

ISBN 978-4-585-22245-3 Cコード C0021
刊行年月 2019年7月 判型・製本 新書判・並製  192 頁
キーワード 幕末, 日本史, 近代

目次

第一部 日米通商条約の経緯 鈴木荘一
第一章 ペリー来航と日米和親条約   
ペリー来航
ペリー艦隊の再来日
徳川幕府とペリー艦隊の神経戦
日米和親条約締結
 
第二章 日米通商条約の無勅許調印
日米通商条約案の確定
アメリカ総領事ハリスとの通商交渉
雄藩連合
朝廷の攘夷論
通商条約再諮問
井伊大老の無勅許調印   
 
第三章 桜田門外の変
戊午の密勅
密勅返納問題

第二部 関税率二〇%を容認したアメリカ 関良基
第四章 関税率二〇%はどのようにして決まったか 
教科書の「定説」
関税率二〇%は国際水準だった
大英帝国の自由貿易帝国主義
米国の保護関税政策
日米条約交渉と関税率の決定
通貨問題は日本側の判断ミス
老中・松平忠固と生糸輸出
  
第五章 尊王攘夷運動がもたらした関税自主権の喪失
開港後の貿易
エスカレートする攘夷派のテロ
下関戦争と関税自主権の喪失
関税率引き下げによって失ったもの

第三部 アメリカ総領事ハリスの親切 村上文樹 
第六章 日本へ来たハリス
来日前のハリス
ハリス来航直前の下田の実情
玉泉寺がアメリカ領事館に選ばれる
寺院が領事館となる宗教上の軋轢
アメリカ総領事館になった玉泉寺

第七章 交渉人としてのハリス
領事館の日々
砲艦外交のペリーと誠実外交のハリス
大病を患ったハリス
日本に関税20%を許したハリス
アヘン貿易を厳禁したハリス

第八章 唐人お吉物語その虚構と真実
玉泉寺へ通った五人の女性
三日間の勤務で解雇されたお吉

編著者プロフィール

鈴木荘一(すずき・そういち)
「幕末史を見直す会」代表。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査などに携わり平成13年に退社し、歴史研究に専念。
主な著書に『明治維新の正体』『政府に尋問の筋これあり』(毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』、『日本征服を狙ったアメリカのオレンジ計画と大正天皇』(かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する満州建国の真実』『日中戦争はスターリンが仕組んだ』『幕末会津藩 松平容保の慟哭』『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『それでも東條英機は太平洋戦争を選んだ』『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』『昭和の宰相近衛文麿の悲劇』(勉誠出版)など。

関 良基(せき・よしき)
拓殖大学政経学部教授。昭和44年生まれ。
主な著書に『赤松小三郎ともう一つの明治維新』(作品社)、『社会的共通資本としての森』(東京大学出版会)、『自由貿易神話解体新書』『社会的共通資本としての水』(以上、花伝社)などがある。

村上文樹(むらかみ・ぶんき)
曹洞宗瑞龍山玉泉寺住職。昭和25年生まれ。駒澤大学文学部卒業後、昭和48年から33年間下田市役所勤務。平成13年より瑞龍山玉泉寺。
主な著書に『開国史蹟玉泉寺』、『唐人お吉物語その虚構と真実』などがある。

書評情報

「伊豆新聞」(2019年6月18日付)にて講演会の記事が掲載されました。

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