目次
序 論 書写の意識
第一編 藤原俊成と書写
俊成と寄合書/書写の方法①(寄合書)/書写の方法②(書写形式)/書写の工程/書写状態から見る読者への配慮/書写に対する意識
第二編 藤原定家と書写
「定家自筆」の問題①(『近代秀歌』)/「定家自筆」の問題②(『基俊集・登蓮集』)/「定家自筆」の問題③と書写の工程(『仲文集』)/「定家自筆」の問題④と書写の工程(『更級日記』『土左日記』)/定家の書写と身体状況/定家周辺における「自筆」のあり方/書写と社会/「自筆」に対する意識と意味
第三編 書写本享受の姿勢
定家以後の和歌の書写/『源氏物語奥入』の享受/定家本『源氏物語』の享受/「定家自筆」の権威化と定家流
結 論 書写をめぐる問題
参考文献・引用影印・本文資料