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チュウセイショシャロン

中世書写論

俊成・定家の書写と社会

家入博徳 著

定価 12,600円 (本体12,000円) 在庫あり

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「書写」という視座から日本文化のあり方を再考する。
各種資料の筆跡や書写形式の綿密な検証により、俊成・定家の書写に見られる「独自性」を考察。その書風や書写に対する意識を明らかにする。また、以降、享受・継承され、カノン化されるまでにいたる「定家自筆」の問題を社会的背景から読み解く。

ISBN 978-4-585-03251-9 Cコード C3090
刊行年月 2010年2月 判型・製本 A5判・上製  384 頁
キーワード 中世, 古典, 日本語

目次

序 論 書写の意識

第一編 藤原俊成と書写
俊成と寄合書/書写の方法①(寄合書)/書写の方法②(書写形式)/書写の工程/書写状態から見る読者への配慮/書写に対する意識

第二編 藤原定家と書写
「定家自筆」の問題①(『近代秀歌』)/「定家自筆」の問題②(『基俊集・登蓮集』)/「定家自筆」の問題③と書写の工程(『仲文集』)/「定家自筆」の問題④と書写の工程(『更級日記』『土左日記』)/定家の書写と身体状況/定家周辺における「自筆」のあり方/書写と社会/「自筆」に対する意識と意味

第三編 書写本享受の姿勢
定家以後の和歌の書写/『源氏物語奥入』の享受/定家本『源氏物語』の享受/「定家自筆」の権威化と定家流

結 論 書写をめぐる問題

参考文献・引用影印・本文資料