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遊学叢書 30

エロストテイセツノクツ

エロスと貞節の靴

弾詞小説の世界

方蘭 著

定価 2,940円 (本体2,800円) 在庫あり

数量:

 1000年にわたる纏足(てんそく)のいまわしい習俗。良家の子女たちが「婦道」という儒家的観念を背負って、どのように生きたか。
 17〜19世紀にかけて活躍した、三人の中国女性作家の作品をひも解き、封建的な儒家社会の中で女性がみずから体験した、女性ゆえの「愛」と「尊厳」と「苦悩」に光をあてる。

ISBN 978-4-585-04090-3 Cコード C
刊行年月 2003年1月 判型・製本 四六判・上製  264 頁
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目次

はじめに 小さすぎる靴

序論 女性の弾詞小説
 女性と弾詞/儒家の礼法/婦道と貞節/心の纏足をほどいて

第一章 「婦道」の重圧に反抗して
    ――陶貞懐の『天雨花』――
 陶貞懐という女性/従順の掟/弱々しい反抗/貞潔の掟/大胆な反抗

第二章 「無才は美徳」に反抗して
    ――陳端生の『再生縁』――
 江南の才媛・陳端生/才子佳人の物語/苦悩の群像/男の長靴に魅せられて/永遠の苦悩

第三章 三従のくびきに負けず
    ――●心如の『筆生花』――
 淮陰の●心如/千愁万慮の苦境/貞女の鑑/三従のくびき/苦しみのはてる時

結 語新しい靴をはいて

シリーズ詳細

遊学叢書