目次
はじめに 小さすぎる靴
序論 女性の弾詞小説
女性と弾詞/儒家の礼法/婦道と貞節/心の纏足をほどいて
第一章 「婦道」の重圧に反抗して
――陶貞懐の『天雨花』――
陶貞懐という女性/従順の掟/弱々しい反抗/貞潔の掟/大胆な反抗
第二章 「無才は美徳」に反抗して
――陳端生の『再生縁』――
江南の才媛・陳端生/才子佳人の物語/苦悩の群像/男の長靴に魅せられて/永遠の苦悩
第三章 三従のくびきに負けず
――●心如の『筆生花』――
淮陰の●心如/千愁万慮の苦境/貞女の鑑/三従のくびき/苦しみのはてる時
結 語新しい靴をはいて