目次
はじめに
第一部 見えない恐怖に曝される二十一世紀に向けて(渡邊澄子)
第一章 林京子の生い立ち―上海育ちという特殊性
第二章 被爆から三十年後、芥川賞作家に(『祭りの場』)
第三章 被爆者の数だけある物語(『ギヤマン ビードロ』)
第四章 原爆の語り部を生きる決意(『無きが如き』)
第五章 「私の上海」の光りと影(上海系列作品)
第六章 父、母、そして家族(『三界の家』)
第七章 原爆投下国、アメリカへ行く(アメリカ系列作品)
第八章 結婚、そして離婚の物語(「谷間」を中心に)
第九章 犠牲者は安らかに眠れるか(『やすらかに今はねむり給え』)
第十章 林文学における新機軸(「長い時間をかけた人間の経験」)
第十一章 原爆実験場、トリニティへ(「トリニティからトリニティへ」)
第十二章 「内部の敵」と原発―東海村JCO事故と芋(「収穫」)
第二部「人類の消滅か、戦争の放棄か」を追及(スリアーノ・マヌエラ)
序 私が林京子文学を論じる理由
第一章 『祭りの場』
第二章 『ギヤマン ビードロ』
第三章 『無きが如き』
第四章 『やすらかに今はねむり給え』
第五章 上海系列作品
第六章 アメリカ系列作品
第七章 『長い時間をかけた人間の経験
第八章 『トリニティからトリニティへ』
おわりに
林京子略年譜
あとがき