古典籍の世界 ―豊穣な「知」のネットワークの海へ―

 

「書誌学」とは、「書物」という人間の文化的活動において重要な位置を占めるものを総体的に捉えること、すなわち、その書物の成立と伝来を跡づけて、人間の歴史と時間という空間の中に位置づけることを目的とする学問である。
この書物はどのように作られたのか。どのように読まれ、どのように伝えられ、今ここに存在しているのか―。
「モノ」としての書物に目を向けることで、人々の織り成してきた豊穣な「知」のネットワークが浮かびあがってくる。(『書誌学入門』より)

 

勉誠出版では、古典籍の魅力にせまる書籍を数多く刊行しております。

『江戸時代初期出版年表』では、当時刊行された書籍の目録を作成。目録には、古典籍を参照する際に多く利用される『国書総目録』に掲載されていない書籍も多く、今後の研究の礎を用意しました。

『書誌学入門』『図説 書誌学』では、これから書誌学を学ぶ人のための入口を用意。古典籍を扱う手順や、用語を詳細に解説しています。

『旧鈔本の世界』、『漢籍伝来』は、中国から移入した漢籍が、日本文化へ与えた影響を考察。書物受容の歴史からは、日本人の価値観の変遷も読み取ることが出来ます。

 

2011年3月には、紀伊國屋書店・新宿本店にて、 「古典籍の世界」フェアを開催しました。『江戸時代初期出版年表』、『書誌学入門』、 『図説 書誌学』など、古典籍の魅力にせまる書籍を集め、大きく展開しました。
古典籍から広がる「知」の世界をご堪能ください!

 

 

著者インタビュー:『書誌学入門』堀川貴司先生

『書誌学入門』の著者である堀川貴司先生に、「古典籍の魅力」や自著についてお話を伺いました。
また、古典籍をお持ちいただき、古典籍の見方を実演していただきました。ともにお楽しみ下さい。


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  • 『江戸の本屋さん』今田洋三、平凡社
  • 『江戸の読書熱―自学する読者と書籍流通』鈴木俊幸、平凡社
  • 『和本の海へ 豊饒の江戸文化』中野三敏、角川書店
  • 『書誌学のすすめ―中国の愛書文化に学ぶ』高橋智、東方書店
  • 『書誌学の回廊』林望、日本経済新聞社
  • 『書誌学入門』川瀬 一馬、雄松堂出版
  • 『和本入門』橋口侯之介、平凡社
  • 『古典籍が語る―書物の文化史』山本信吉、八木書店