1章　心あたたまる著作権の話
　お金がいらずにお金になる著作権／二十五万円になった赤い車の写真／モナリザも、生きて町おこし／名画、モネーの日の出／オセロは特許にならぬので著作権にして七億円／キャッチフレーズで社長に　ほか

2章　財産は有形財産から無形財産へと発展する
　自然から生まれる有形財産（第一次産業）／特許から生まれる物づくり産業（第二次産業）／著作権から生まれるサービス産業（第三次産業）

3章　アメリカを救ったプロパテント政策
　レーガンの偉さ、著作権をパテントの中に入れて、金作り

4章　著作権は誰でもとれる
　特許出願より著作権の方が得である／意匠登録より著作権登録の方が得である／商標出願と著作権登録の比較

5章　儲けた著作権、願書の書き方
　抗菌剤入りのボールペン／年商三億円のダイエットスリッパ／ダイエットブレスレットでも大当たり／空気で開閉する傘／有名人も、みな著作権に登録／特許や意匠にならなくても著作権になる／本のタイトルも著作権になる

6章　著作権登録願書の形式
　泣き寝入りしたくなければ、登録せよ

7章　やさしい各種の願書の書き方
　防御特許にするときの注意点／リハビリ用の帯の願書／特許になって損な場合もある／商品のカタログを登録するとどんなメリットがあるか／買い手がついて進行中の金網の願書／デザインを著作権にする法　ほか

8章　文化庁への登録願書の書き方
　「官庁でなければ権利はおりない」の国民性／文化庁よりも知的所有権協会の方が断然多い／プログラムの登録願書の書き方／ビジネスモデル特許の利用と、侵害といわれたときの防御法／プログラム登録のおすすめ　ほか

9章　特許庁への願書の書き方
　特許・実用新案出願書の書き方／実用新案の出願／意匠出願の書き方／商標出願書の書き方

10章　だれでもプチ金持ちになれる実行法
　金を使わず、権利をとれ／頭は使っても、金は使うな／すぐ金にするには賞金つきコンクールに出せ／世界初の、ノーベル発明コンクール／賞金三〇〇万円全国ネーミングコンクールに参加しよう／デザインコンクールも本年から　ほか