アジア遊学124
ヒガシアジアノシシャノユクエトソウギ

東アジアの死者の行方と葬儀

諏訪春雄 編
ISBN 978-4-585-10421-6 Cコード 1320
刊行年月 2009年7月 判型・製本 A5判・並製 224 頁
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定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細

「千の風になって」の大ヒットは偶然ではない。
日本人の霊魂観や死者に対する考え方が見事に表現されているからである。

日本人の死者はどこへゆくのか。
中国や韓国の弔い方とどこが違うのか。

日中韓の葬儀方式や死生観を比較検討した最先端の論考18本を収録。
伝統習俗の継承と変化、新しい伝統の形成過程を明らかにする。

 

 

目次
序 言 諏訪春雄

《総 論》
東アジアの死者の行方と葬儀 諏訪春雄

《日 本》
死者は山に棲むか? ―「日本人」の霊魂観・再考 佐藤弘夫
カミ・死者の不在と前方後円墳 大久保徹也
家と先祖―日本人の先祖観の変容 中込睦子
日本中世の葬送 勝田 至
蟹養斎の喪祭論にみえる死者の観念 高橋文博
死への思いと葬祭業者 山田慎也
風葬から火葬へ―沖縄における葬儀の変遷 小熊 誠

《韓 国》
韓国において「正しく」死者を送ること―八〇年代の記録と記憶より 真鍋祐子
韓国シャーマンの死霊祭 依田千百子
韓国キリスト教の死者儀礼 芦名定道
現代韓国の葬儀事情 山田恭子

《中 国》
「四海為家」と「入土為安」―葬られるべき地は、いったい何処なのか 樋泉克夫
中国古代の魂のありか 大形 徹
中国の死生観 蜂屋邦夫
中国の民間信仰における冥界観 二階堂善弘
道教における葬儀と死者の行方 丸山 宏
現代中国の葬儀―「殯儀館」を中心に 田村和彦

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