勉誠新書10
ブンショウコウセイキソカラカンセイサンブンショウシュギョウチョウ

文章構成 基礎から完成3 文章修行帖

樺島忠夫 監修/岩崎夏子 著
ISBN 978-4-585-00270-3 Cコード
刊行年月 2001年9月 判型・製本 新書判・並製 0 頁
キーワード

定価:990円
(本体 900円) ポイント:27pt

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目次
文章修行帖

序章
第一章 事実・状況の書き方 事実を書く大切さ
 〔1〕事実の効果 事実の表現とはどんなものか
 〔2〕なぜ事実を書くことが大切なのか
 〔3〕事実を述べる文の書き方 より具体的・客観的に書く
    ☆書き手の主観の入る言葉を使わずに書く
    ☆情報源をはっきり書く
    ☆誰が、どうしたのか、詳しく書く
    ☆比較の対象や数値を挙げて、正確に伝える
 〔4〕使える情報の書き方 5W1Hを書く
 〔5〕事実・状況を分析する書き方 くだいて書く
 第一章のまとめ

第二章 意見・感想の書き方 根拠のある意見を書く
 〔1〕読み手に受け入れられやすい意見とは 根拠を書こう
 〔2〕事実・経験を根拠にした意見文を書こう 根拠の書き方
    ☆事実と意見はきっちり分けて書く
    ☆構成がよくわかるように段落に分けて書く
    ☆事実や経験は具体的に書く
    ☆事実と意見のどちらを先に書くかは、目的に応じて使い分ける
 〔3〕考えを報告する分を使おう
 〔4〕文末表現で書き手の意見をはっきりさせよう

第三章 短い文を書く
 〔1〕事実+意見でこんなに多ジャンルの文章が書ける
  〔1−1〕新聞の投書
  〔1−2〕随筆・日記
  〔1−3〕短い報告書
 〔2〕何について書くか見つけよう 題材探し
    ☆題材は身のまわりから
 〔3〕書くための材料の見つけ方 材料集めと内容作り
    ☆材料は自分の頭の中から見つけよう
    ☆インターネットや図書館に頼る前に頭をのぞく
  〔3−1〕ブレインストーミングで自分の知識・経験を呼び出そう
    ☆思いついたことは全部書く/☆幅広く、いろいろなことを考える
    ☆思いついたことは必ず「書く」/☆単語よりは文の形で書く
  〔3−2〕知識・経験を呼び出すために「ブレインストーミングの手がかり」を使おう
 〔4〕集めた材料が文章になるまで
    ☆ブレインストーミングした結果から、項目をピックアップする
    ☆ピックアップした項目を掘り下げる
    ☆文章の趣旨を決める
    ☆文章の組み立て(構成)を考える
    ☆趣旨と構成をもとにして文章を書く
 第三章のまとめ

第四章 表現を工夫して書く(推敲のためのチェックリスト)
 〔1〕推敲のためのチェックリスト
 〔2〕意味の区切りごとに段落に分けて書いているか
 〔3〕5W1Hのはっきりした文章になっているか
 〔4〕内容をしっかりかみくだいているか
 〔5〕事実と意見の書き方に関するチェック
    ☆具体的・客観的な表現を使って事実を描写しているか
    ☆事実と意見の書き分けができているか
    ☆自分の意見が一貫しているか
    ☆根拠としてあげた事実や経験と意見がかみ合っているか
 〔6〕言葉遣いや文体に関するチェック
    ☆俗語、話し言葉、業界用語などを使って、文体が他と不調和になっていないか
    ☆「ですます体」と「である体」を混用していないか
    ☆二通りに解釈できるあいまいな表現はないか
    ☆極端に長い文を書いてないか。一文に内容を詰め込みすぎていないか
 第四章のまとめ

第五章 論説文を書く
 〔1〕論説文とは何か 根拠を挙げて論理的に書く
 〔2〕論証する論説文
    ☆自分の意見が正しいことを示す事実や証拠を挙げる
    ☆自分の意見の利点、そうすればどんないいことがあるかを述べる
 〔3〕反論を説き伏せる論説文
 第五章のまとめ

第六章 さらなる発展 もっといろいろな文章を書く
 〔1〕「タンポポの会」の恒例行事、チャリティーコンサートを紹介する
    (行事・催し物を紹介する文章)
    ☆行事・催し物を紹介する文章のアウトライン
 〔2〕「おいしいお好み焼きの作り方」を書く(操作手順・作り方を説明する文章)
 〔3〕制服の見直しを提案する(現状を分析して提案する文章)
    ☆提案する文章のアウトライン(現状を分析して提案する)

第七章 長いレポートを書く
 〔1〕ムササビの生態について調べて書く(事物・生物の調査報告)
    ☆事物・生物の調査報告のアウトライン
 〔2〕恋人をどう呼ぶのか、男女の呼びかけ語に対する意識についてレポートを書く
    (実験・調査・観察の調査報告)
    ☆実験・調査・観察の調査報告のアウトライン

付録
 〔1〕漢字、ひらがな、カタカナの使い分け、分かち書きの代わりに文字を使い分ける
 〔2〕仮名遣い
    ☆助詞の「は、を、へ」
    ☆動詞の「いう(言う)」
    ☆「ぢ」と「づ」
    ☆エ行の長音、オ列の長音
 〔3〕送り仮名の送り方

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