イジンハミライヲカタル

偉人は未来を語る

近代批判としての偉人論
大橋健二 著
ISBN 978-4-585-05363-7 Cコード
刊行年月 2006年5月 判型・製本 四六判・並製 320 頁
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定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細

時代と対決して生きた偉人たちの姿は、魔境のごとく現代を映しだし、この時代の根本的な問題を明示し、未来への指針をあたえている。
孔子・マルクス・リンカーンら、十三人の偉人論を通して、現代を見つめなおそうとするのが、本書の狙いである。

 

 

目次
はじめに
序章「偉人とは」
第一章 孔子 「人間における関係性の洗練」
第二章 マルクス・アウレリウス 「善人の功罪」
第三章 マキアヴェリー 「悪による自己解放」
第四章 王陽明「内外一致の自他救済論」
第五章 セルバンテス 「嘲笑と同情」
第六章 大塩平八郎 「近代の課伐」
第七章 エマソン 「自己徹底と自己信頼」
第八章 エイブラハム・リンカーン 「人間の悲劇と神の許し」
第九章 カール・マルクス 「憎悪と他者否定」
第十章 ドストエフスキー 「他者否定という罪」
第十章 ニーチェ 「人間劣化への批判」
第十二章 チャーチル 「虫への自負」
第十三章 ヘミングウェイ 「Doingの成功とBeingの敗北」
あとがき

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