アジア遊学74
アジアノイエシャカイ

アジアの家社会

編集部 編
ISBN 978-4-585-10325-7 Cコード
刊行年月 2005年4月 判型・製本 A5判・並製 208 頁
キーワード

定価:1,980円
(本体 1,800円) ポイント:54pt

 品切 
目次
■特集
「家社会」とは何か/小池誠
日本の家社会/波平恵美子
二チプ、門中と父系意識の変化―韓国のイエ/秀村研
民家の間取りに現れた家族のかたち―中国・漢族の「家(jia)」と日本のイエ/瀬川昌久
台湾の山地で「家」を語ること―先住民族ルカイの社会に即して/笠原政治
イエとクラン―台湾先住民・ブヌン社会における「クラン」概念再考/石垣直
へそのある家―南スラウェシ、ブギス・マカッサルの家屋から/伊藤眞
東インドネシア・スンバの「家」と祭祀―どこが日本のイエと違うのか/小池誠
この世の家とあの世の家に連なる人びと―トバ・バタックの伝統家屋と改葬墓をめぐって/池上重弘
タイ北部山地民ユーミエンのピャオ(「家」)―居住・生業・祖先祭祀/吉野晃
南ラオスの家とその戦略/中田友子
贈与される土地―ミクロネシア・オレアイ環礁の屋敷地集団の側面/柄木田康之
家と墓のあいだ―マダガスカル、シハナカにおける個別性と永遠性の次元/森山工
オーストリア農村の家―「家の自立」と人の「自立」/森明子
■コラム
満族の家族と祖先祭祀/劉正愛
縮小する家・拡大する家―太平洋サモアの家と海外移民/山本真鳥
混乱するイエの位置づけ―母系的社会パラオにおける近代化とイエの変容/遠藤央
屋敷地縁から血縁へ―青森・岩手・秋田県境地域の家と同族/大野啓
■連載
ユーラシアの祭り・村の土埃り 続編(第五回)英雄叙事詩―キルギス・モンゴル/星野紘

おすすめ

  [詳細]
日本近世史入門

日本近世史入門

上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編
定価:4,180円
(本体 3,800円)
古文書修復講座

古文書修復講座

神奈川大学日本常民文化研究所 監修/関口博巨 編
定価:4,180円
(本体 3,800円)
江戸川乱歩大事典

江戸川乱歩大事典

落合教幸・阪本博志・藤井淑禎・渡辺憲司 編
定価:13,200円
(本体 12,000円)
機巧の文化史 異聞

機巧の文化史 異聞

村上和夫 著
定価:4,950円
(本体 4,500円)
ショッピングカート