白居易研究年報20
ハクキョイケンキュウネンポウ サイシュウゴウ

白居易研究年報 最終号

特集 歌舞音曲 附 日本国内白居易研究文献解題目録
白居易研究会 編
ISBN 978-4-585-07098-6 Cコード 3098
刊行年月 2020年10月 判型・製本 A5判・並製 752 頁
キーワード 総記,文化史,漢文,比較文学,古典,中国,中古

定価:9,900円
(本体 9,000円) ポイント:270pt

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書籍の詳細

詩とともに。白居易の生命の核心にあった音楽。
白居易が音楽を詩篇に取り上げる際、自らの感性や嗜好をどう表現し、いかなる意味を有していたのか。
また、それは日本文学にどのような影響をもたらしたのか。
研究に有用な、戦後日本における歌舞音曲研究七十数篇の概要を記した一覧も付す。

また、20年にわたる日本における白居易研究文献、白居易受容研究をすべてまとめた、合計400頁超に及ぶ「日本国内白居易研究文献解題目録」を付した。
白居易研究のすべてを網羅した保存版!

 

 

目次
特集 特集・終刊に寄せて  下定雅弘
霓裳羽衣曲の幻―唐・宋音楽をむすぶ架け橋としての白居易―  中純子
流れる汗・にじむ汗―白居易における舞妓の汗描寫を中心に―  山崎藍
白居易の音楽愛好―詩文に語られる感性と嗜好―  谷口高志
能「花筐」と「李夫人の曲舞」  大谷節子
【紹介】楊宗瑩著「白居易の愛好―音楽」  森岡ゆかり・下定雅弘
戦後日本における白居易の歌舞音曲に関する研究(概要)  下定雅弘

古今著聞集・跋  北山円正
『徒然草』第七段と白居易の人間観―『荘子』との関わり―  李現
【研究ノート】巻三・四「新楽府」五十篇―旧鈔本から刊本への位相の変化―  神鷹徳治
【訳注】晁迥『法蔵砕金録』所収白居易関係訳注稿(四)  澤崎久和
【書評】議論を促す新説の提起、陳翀著『日宋漢籍交流史の諸相―文選と史記、そして白氏文集』  大渕貴之
【書評】神鷹徳治『白氏文集諸本の系譜』  甲斐雄一
戦後日本における白居易の研究(白居易・白氏文集に関する研究)―二〇一八―  中木愛
【附録 日本国内白居易研究文献解題目録】
日本における白居易研究文献解題―一九九八年以後―  下定雅弘
日本における白居易受容研究文献解題―一九九八年以後―附:著者論題一覧  下定雅弘
編集後記  新間一美

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