『玉篇』は中国の漢字字書で、南朝梁代(535~546)に顧野王(519~581)によって著され全30巻からなる。本書はそのうちの巻第二十七の前半部にあたり、「糸」部から「索」部までの七部の部首目録を標挙し、「糸」部の270字収める。本巻の後半部は石山寺に所蔵されている。紙背には、文中に応徳三年(1086)の年紀が見られる「護摩科文六種」が書写されており、古渡りであることを証している。
・縦27.2cm/全長9.15m
*本商品は受注生産の商品でございます。ご注文をご希望の方は、弊社まで直接お問い合わせください