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ゲンダイチュウゴクトシミンシャカイ

現代中国と市民社会

普遍的《近代》の可能性

石井知章・緒形康・鈴木賢 編

定価 8,100円 (本体7,500円) 予約商品

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2017/04/30

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グローバルな市民社会に向かう中国。そしてその不可避の動きを引き戻そうとする力

多様かつ複雑な思想史的背景をもつ中国の市民社会論を、歴史的現実を踏まえつつ理論的に再検討する。この共通テーマをめぐっては、いまだに戦後日本の社会科学を代表する市民社会論との理論的「接点」がまったく見出せていない。
日中間の社会科学者による共同作業を通し、市民社会をめぐる言説空間を構築する。

ISBN 978-4-585-23053-3 Cコード C3031
刊行年月 2017年4月 判型・製本 A5判・上製  640 頁
キーワード 中国, 現代社会, 社会学, 近現代

目次

序章 中国における「市民社会」論の現在 石井知章

第I部 現代中国における「市民社会」論
第1章 市民社会の理論研究 徐友漁
第2章 国家と社会 鄧正来
第3章 中国市民社会論研究の現状と課題・展望 馬長山
第4章 中国公民社会の制度的環境 俞可平
第5章 マルクス主義とアジア社会発展理論の時代的価値 秦国栄
第6章 市民社会の理念と中国の未来 陳弘毅
第7章 公民儒教の進路 陳宜中
第8章 天国のティートーク 劉軍寧

第II部 現代日本における「市民社会」論
第9章 市民社会と階級独裁 平田清明
第10章 厳復(1854-1921)による『国富論』中国訳(1901-2)について 水田洋
第11章 革命の社会学再論 湯浅赳男
第12章 現代中国の「市民社会問題」への視座 内田弘
第13章 市民社会と資本主義、社会主義、共同体 野沢敏治
第14章 脱西欧中心主義的な「市民社会」の発展と平等主義的自由主義 今井弘道
第15章 アジア的生産様式と市民社会 福本勝清
第16章 中国社会理論は何を前景化したのか? 緒形康
第17章 権力に従順な中国的「市民社会」の法的構造 鈴木賢
第18章 フランスの思想家から見た中国と市民社会(Civil Society) 王前
第19章 K・A・ウィットフォーゲルの「市民社会」論 石井知章

あとがき 石井知章・緒形康

編著者プロフィール

石井知章(いしい・ともあき)
明治大学商学部教授、早稲田大学大学院政治学研究科兼任講師。
主な著書に『現代中国のリベラリズム思潮』(編著、藤原書店、2015年)、『現代中国政治と労働社会―労働者集団と民主化のゆくえ』(御茶の水書房、2010年、日本労働ペンクラブ賞受賞)などがある。

緒形康(おがた・やすし)
神戸大学大学院人文学研究科教授。専門は中国近現代思想史。
主な著書に『危機のディスクール―中国革命1926~1929』(新評論、1995年)、『アジア・ディアスポラと植民地近代―歴史・文学・思想を架橋する』(主編、勉誠出版、2013年)、『アジア遊学193 中国リベラリズムの政治空間』(共編、勉誠出版、2015年)などがある。

鈴木賢(すずき・けん)
明治大学法学部教授、北海道大学名誉教授。専門は中国法、台湾法。
主な著書に『現代中国相続法の原理』(成文堂、1992年)、『中国物権法―条文と解説』(共著、成文堂、2007年)、『中国にとって法とは何か』(共著、岩波書店、2010年)、『現代中国法入門』第7版(共著、有斐閣、2016年)などがある。