現代語で読む歴史文学
カンヤクゲンペイジョウスイキハチ

完訳 源平盛衰記 八

石黒吉次郎 訳
ISBN 978-4-585-07060-3 Cコード
刊行年月 2005年9月 判型・製本 四六判・上製 250 頁
キーワード

定価:2,970円
(本体 2,700円) ポイント:81pt

 品切 
    書籍の詳細

    盛者必衰の理、眼の前にあらわなり―
    西海に漂っていた平家一門は、関門海峡壇ノ浦において、義経との最後の決戦に臨んだ。安徳天皇をはじめ、平家一門の入水が哀れを誘う源平合戦の終末と、頼朝との対立から自害にまで追い込まれていく義経の姿を描いた、『源平盛衰記』堂々の最終巻。

    義経に追われ、西海に漂っていた平家一門は、元暦二年三月、関門海峡の壇ノ浦において、源氏軍と最後の決戦に臨み、敗れてしまった。
    安徳天皇をはじめとして、一門の人々は次々に入水したが、天皇の母建礼門院は海中から助け出され、都へ戻された。
    やがて女院は出家し、大原の寂光院に移る。
    平家の嫡流六代御前は、鎌倉方に捕らえられ、処刑されそうになるが、文覚上人の助命嘆願により許された。
    文治二年四月、大原の建礼門院のもとに舅に当たる後白河法皇が訪れ、二人は再会する。女院は法皇に、六道輪廻のようであった自分の人生を語った―

     

     

    目次
    巻四十三〜巻四十八

    この商品をお求めのお客様はこんな商品もお求めです。

    おすすめ

      [詳細]
    機巧の文化史 異聞

    機巧の文化史 異聞

    村上和夫 著
    定価:4,950円
    (本体 4,500円)
    江戸川乱歩大事典

    江戸川乱歩大事典

    落合教幸・阪本博志・藤井淑禎・渡辺憲司 編
    定価:13,200円
    (本体 12,000円)
    古文書修復講座

    古文書修復講座

    神奈川大学日本常民文化研究所 監修/関口博巨 編
    定価:4,180円
    (本体 3,800円)
    日本近世史入門

    日本近世史入門

    上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編
    定価:4,180円
    (本体 3,800円)
    ショッピングカート