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東洋文庫善本叢書 9

コクホウ シュンジュウケイデンシッカイ カンダイジュウ ジュウヨウブンカザイ ロンゴシッカイ ブンエイゴネンシャ カンダイハチ

国宝 春秋経伝集解 巻第十/重要文化財 論語集解 文永五年写 巻第八

公益財団法人 東洋文庫 監修/石塚晴通・小助川貞次 解題

定価 31,320円 (本体29,000円) 在庫あり

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世界に誇る白眉の書物を原寸原色で初公開

『春秋』は儒教経典のひとつ。多くの註釈書が作られたが、著名な『春秋左氏伝』に中国・西晋の学者杜預がさらに注解を加えたものが『春秋経伝集解』である。唐代には春秋学の国定教科書となり、日本においても奈良時代より広く読まれた。
本書は平安朝院政期、清原頼業が明経道博士家の学を受けた原本。頼業による訓点があり、本文、訓点ともに平安朝院政期、明経道博士家の学問のあり様を示し、歴代明経道博士家の基本となる明経点の祖となった原資料である。

『論語集解』は、魏の何晏が漢・魏の諸家の注釈を集めたもので、完全な形で伝わる『論語』の注釈書としては、現存最古のもの。
本書は、本文同筆の朱ヲコト点(古紀伝点系)、科段、墨筆片仮名、音義注、墨筆ヲコト点、返点、四声点等を有しており、醍醐寺三宝院所蔵の巻第七と僚巻で、清原家系の本文を移したものに中原家の訓点を加えたものとされる。中原家は、10世紀末以来、清原家とともに大学寮で経書を講じた明経道の博士家であり、当時の『論語』学の様相を伝える貴重な一本である。

【本シリーズの特長】
・国際的な東洋学の研究拠点として名高い「公益財団法人 東洋文庫」所蔵の国宝5点、重要文化財6点を含む貴重古典籍全16点を、全12巻にわたって全編フルカラー原寸で影印。
・対象典籍の全編フルカラー影印は史上初。これまでに全編が公開されることのなかった典籍を多く含んでおり、今後の研究の基礎図書となるものである。
・高精細な製版・印刷により、原本の質感を再現。筆致や書入、訓点までもが仔細に観察できる。紙背の墨付も全て影印。
・古典籍に通暁した石塚晴通(北海道大学名誉教授)・小助川貞次(富山大学教授)・豊島正之(上智大学教授)・會谷佳光(東洋文庫図書部課長)による解題を収載。新知見を盛り込み、歴史的・文化的位置づけを明らかにする。

ISBN 978-4-585-28209-9 Cコード C3080
刊行年月 2015年7月 判型・製本 変形判・上製  112 頁
キーワード 中国, 古典, 国語学, 比較文学, 漢文