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戦争社会学研究 1

センソウシャカイガクケンキュウ ダイイッカン ポストセンゴナナジュウネントセンソウシャカイガクノシンテンカイ

戦争社会学研究 第1巻 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開

戦争社会学研究会 編

定価 2,376円 (本体2,200円) 在庫あり

数量:

戦争や軍事は、人文社会科学にとって、私たち「人間」が群れを作り、他者と関わりながら自由と平等、秩序や安全を折りあわせる場である「社会」の存立そのものに関わる根本的な領域である。あまりに重要すぎて、すべてに透徹する真理、すべての人を納得させる原理・原則はないと考えた方がよい。私たちが自由な社会にいる以上、様々な立場があって当然な対象領域である。
それゆえ、ここで求められているのは、巨大な社会問題としての戦争と軍事を、市民が討議するための題材の提供や論点の整理であり、討議をより活発にし有意義にするための創発となることである。

ISBN 978-4-585-23281-0 Cコード C3030
刊行年月 2017年5月 判型・製本 A5判・並製  192 頁
キーワード 戦争, 現代社会, 社会学, 近現代

目次

巻頭言 『戦争社会学研究』創刊にあたって 野上元

特集1 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開
 特集企画にあたって―ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開 福間良明
 「戦争社会学」が開く扉 野上元
 感謝の発露と美化批判―ポスト戦後七〇年の対立軸 井上義和
 「特攻による活入れ」という衝撃―「記憶の継承から遺志の継承へ」モデルの批判的検討 蘭信三
 シズメとフルイのアップデート 西村明

特集2 「空襲の記憶」の境界―時間・空間・学問を越境して
 企画の趣旨、そしてそれをさらに「越える」ために 柳原伸洋
 「防空」という視座―「防空」と「空襲」/「空爆」のあいだ 長志珠絵
 ダーウィン空襲の記憶―「オーストラリア国防の最前線」を語り継ぐ 鎌田真弓
 軍事化に抗する「戦争の記憶」―ドレスデン「〈一九四五年二月一三日〉協会」の歩み 木戸衛一
 社会学はいかに空襲を記述できるのか? 木村豊
 空襲の記憶とポスト戦後 西村明

投稿論文
 一九五〇年代末―七〇年代初頭のSF ショート・ショート作品における核エネルギー表象 森下達

編集後記 西村明

編著者プロフィール

戦争社会学研究会
戦争と人間の社会学的研究を進めるべく、社会学、歴史学、人類学等、関連諸学の有志によって設立された全国規模の研究会。
故・孝本貢(明治大学教授)、青木秀男(社会理論・動態研究所所長)の呼びかけにより2009年5月16日に発足し、以後、年次大会をはじめ定期的に研究交流活動を行っている。