基礎学から文芸・教養書までを刊行する総合出版社。
Publishing the books about Japanese literature, history and etc.

  • ホーム
  • お知らせ
  • ご利用案内
  • お問い合わせ
  • 会社案内
特集ページ
電子書籍はこちら

ヒガシアジアノナカノケンチョウジ

東アジアのなかの建長寺

宗教・政治・文化が交叉する禅の聖地

村井章介 編

定価 3,780円 (本体3,500円) 在庫あり

数量:

禅が描き出す東アジア交流史

渡来僧蘭渓道隆を開山とし、日中の僧が集う宋朝禅を伝える道場として、また、北条得宗家による宗教政策の中枢としてあり、その後の幕府と禅僧の関係の基盤を築いた建長寺。
ヒト・モノ・文化の結節点としてあった「場」に着目することで、日本と東アジアを結ぶ「禅」という紐帯の歴史的意義を明らかにする。

ISBN 978-4-585-22101-2 Cコード C3021
刊行年月 2014年11月 判型・製本 A5判・上製  512 頁
キーワード 中世, 交流史, 仏教, 日本史, 鎌倉

目次

序言 村井章介

東アジアのなかの建長寺
 蘭渓道隆の渡日をめぐる人脈―「東アジアのなかの建長寺」序説 村井章介
 東アジアをつなぐ禅思想―グローバルな禅 横内裕人
 中世「江湖」の思想へ 東島誠
 博多と鎌倉―鎌倉時代の日本禅宗界 伊藤幸司
 北条時頼とその時代 高橋典幸
 北条氏の政治思想 本郷恵子
 鎌倉における仏教史点描 高橋秀榮
 建長寺略史―禅の源流から本流へ 三浦浩樹

蘭渓道隆と建長寺
 蘭渓道隆と泉涌寺僧の交流―南宋禅教僧と泉涌寺の両ネットワークから見る 西谷功
 建長寺の開山―蘭渓道隆と北条時頼 舘隆志
 ❖コラム―道隆出蜀 彭丹
 蘭渓道隆の墨蹟 西尾賢隆
 建長寺の蘭渓道隆像 高橋真作
 ❖コラム―蘭渓道隆の頂相―建仁寺西来院調査報告を中心に 浅見龍介
 中世鎌倉の渡来僧─建長寺・円覚寺を中心として 佐藤秀孝
 建長寺船の派遣とその成果 榎本渉
 ❖コラム―建長寺と称名寺―清規・規式を通して 永村眞

禅宗と政治
 鎌倉仏教と禅 菊地大樹
 鎌倉幕府と禅宗 中村翼
 北条得宗家の禅宗信仰を見直す―時頼・時宗と渡来僧との交際から 橋本雄
 ❖コラム―建長寺創建本尊と北条時頼の信仰 瀨谷貴之
 日本五山と呉越国・北宋・南宋 西山美香
 室町時代の鎌倉禅林 川本慎自
 鎌倉五山・京都五山と尼五山 山家浩樹

禅林の文化
 中世都市鎌倉と禅宗寺院 高橋慎一朗
 『建長寺指図』と仏殿・法堂・衆寮 野村俊一
 鎌倉の禅宗庭園 三浦彩子
 鎌倉の中世石造物と建長寺開山塔―その造立背景 古田土俊一
 建長寺の伽藍神と聖僧 奥健夫
 ❖コラム―鎌倉禅林と「鎌倉派」仏画 林温
 鎌倉時代禅宗寺院の喫茶 祢津宗伸
 建長寺の学問―玉隠英璵を中心に 西岡芳文
 鎌倉武士と和歌―続後拾遺集をめぐって 小川剛生

資料
 ❖建長寺略年表・建長寺住持位次・大覚派法系図 三浦浩樹
 ❖蘭渓道隆ゆかりのお寺について―全国に残る蘭渓道隆の開山及び由縁寺院を訪ねて 鈴木佐
 ❖各地に残る蘭渓道隆像 鈴木佐
 ❖鎌倉禅研究会特別講義記録

あとがき 大本山建長寺

編著者プロフィール

村井章介(むらい・しょうすけ)
1949年生。立正大学文学部教授。東アジア文化交流史専攻。
おもな著書に『東アジア往還 漢詩と外交』(朝日新聞社、1995年)、『日本中世境界史論』(岩波書店、2013年)、『日本中世の異文化接触』(東京大学出版会、2013年)がある。

この書籍をお求めのお客様はこんな書籍もお求めになっています