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ムロマチジダイノショウグンケトテンノウケ

室町時代の将軍家と天皇家

石原比伊呂 著

定価 9,720円 (本体9,000円) 在庫あり

数量:

室町期における中央政体の構造を捉え直し、新たな時代像を描く

室町期の公武関係はいかにして成立、展開し、終焉にいたったのか。
尊氏から義政までの足利家歴代将軍たちの朝廷儀礼における行動の分析。将軍家が「公家化」し、自らを北朝天皇家の「輔弼役(執事)」と位置づけ、強力な一体化を築き上げた実態を明らかにする。また、将軍家が天皇家をサポートし、その権威を保障する体制が室町時代の将軍家と天皇家の基本構造であることを提示する。
武家の長(足利将軍家家長)と公家の長(北朝天皇家)との関係の展開と基本構造を検討した画期的成果。

ISBN 978-4-585-22129-6 Cコード C3021
刊行年月 2015年10月 判型・製本 A5判・上製  416 頁
キーワード 中世, 室町, 日本史

目次

序章 研究史の整理と本書の視角

第一部 南北朝期の足利将軍家と北朝天皇家
第一章 足利尊氏・直義兄弟と北朝天皇家
第二章 義詮期における足利将軍家の変質
第三章 足利義満の対朝廷政策―「王権簒奪計画説」の再検討

第二部 室町幕府最盛期の足利将軍家と北朝天皇家
第四章 准摂関家としての足利将軍家―義持と大嘗会との関わりから
第五章 足利義持と後小松「王家」
第六章 足利義教と義満・義持―朝廷行事における行動の分析から
第七章 足利義教と北朝天皇家

第三部 将軍-天皇関係の本質と帰結
第八章 室町殿行幸に見る足利義教の位置づけ
第九章 貢馬御覧に見る室町時代の公武関係
第十章 義政期の将軍家と天皇家

終章 室町期公武関係の展開と構造―本書の結論

編著者プロフィール

石原比伊呂(いしはら・ひいろ)
1976年(昭和51)6月14日生まれ。聖心女子大学文学部専任講師。日本中世史(中世後期公武関係論)専攻。
主な論文に「北山殿行幸再考」(『年報中世史研究』37、2012年5月)、「室町時代の将軍と摂関家―足利義持と一条経嗣を中心に」(『ヒストリア』209、2008年3月)、「足利家における笙と笙始儀」(『日本歴史』766、2012年3月)などがある。

書評情報

「歴史学研究」第953号(2017年1月)にて、本書の書評が掲載されました。(評者:久水俊和(明治大学))

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