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モノトヒトノシンシリョウガク

モノとヒトの新史料学

古代地中海世界と前近代メディア

豊田浩志 編

定価 2,916円 (本体2,700円) 在庫あり

数量:

文献中心の歴史学から、モノからみる歴史学へ

文字と社会をつなぐ様々な書写材から、文献史料からはこぼれ落ちる、前近代の人々の生活を探る。
コイン、土器、粘土板、パピルス、羊皮紙、ガラス、モザイク、石像、建築物など、言葉や図像を刻まれたメディアから地中海史を考察。実際に現地を訪れ、都市を見つめ、モノに触れることで立ち現れる、歴史の様々な姿を提示する。

ISBN 978-4-585-22148-7 Cコード C1020
刊行年月 2016年3月 判型・製本 A5判・並製  272 頁
キーワード 世界史, 文化史, 西洋

目次

はじめに

第1章 書写材とは何か
粘土板に残された知の宝 津本英利
何に記録を残すのか―「紙」の誕生とその伝播 小島浩之製作者から見る「パピルスと羊皮紙」―その製法と特徴 八木健治西洋古代史研究における電子書籍利用―その現状・課題・展望 齋藤貴弘

第2章 都市を読む
記念建造物の読み方―コンスタンティヌス帝の二大建造物をめぐって 豊田浩志
石に刻まれたメッセージ―古代ローマの凱旋門とラテン語碑文 大清水裕彫刻というプロパガンダ―トラヤヌス記念柱の意義 坂田道生
ローマ帝国東方属州におけるコインの政治的・経済的役割 江添誠
リバースエンジニアリングとしての建築史学―考古学と建築学のあいだで 堀賀貴・味岡収

第3章 様々なる「史料」
ポンペイはいつ埋没したのか―噴火の日付をめぐる論争 坂井聰
時代を証言する土器 向井朋生窓ガラスの誕生と浴場―ローマ帝政初期の考古・文献資料の検討 藤井慈子モザイクの変遷―技術とモチーフ   四十九院仁子
オスティア・アンティカ遺跡「七賢人の部屋」の文字調査報告 奥山広

あとがき

編著者プロフィール

豊田浩志(とよた・こうじ)
1947年生。1977年、広島大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。1997年広島大学博士(文学)。現在、上智大学文学部史学科教授。
主な著書に、『キリスト教の興隆とローマ帝国』(南窓社、1994年)、ピエトロ・ザンデル『バチカン サンピエトロ大聖堂下のネクロポリス』(共訳、上智大学出版、2011年)などがある。