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ミズヲワカツ

水を分かつ

地域の未来可能性の共創

窪田順平 編

定価 4,536円 (本体4,200円) 在庫あり

数量:

奪い合いではなく、分け合う未来へ―

水の流れが人の集団を形成し、人の集団の中で水の分配が決められる。
バリ島の伝統的水利組織スバックの水管理を学びつつ、スラウェシ、トルコ、そして日本へ。
コミュニティと共に望ましい水管理のあり方を探る。フィールドに乗り込んだ研究の全成果。

人類にとってかけがえのない水資源、その管理のための人類の叡智。

ISBN 978-4-585-23040-3 Cコード C3039
刊行年月 2016年3月 判型・製本 A5判・上製  250 頁
キーワード 民俗学, 現代社会, 環境, 社会学

目次

口絵

序章 望ましい水資源管理のありかたを求めて 窪田順平

第1章 水と生きる―地域社会の変容と水をめぐる価値・認識の変遷
 人びとを分断した水路 關野伸之
 水管理を巡る人々の価値の行方 小國和子
 農業水利施設および水利権の統合的管理をめぐる農家の認識の変遷 小野奈々
 参加型水管理を目指して 平山奈央子

第2章 水を使う―農業と水利用の実態
 農業用水管理のための技術的水利システムと社会的協働システム 大上博基
 水田地域での水の使い方 中村公人
 絶妙な水バランスのもとで営まれるバリ島の水田農業 中桐貴生

第3章 共に創る―新たな管理の在り方を探して
 地域社会と「よそ者」が共に考えながら創造する知と方法 加藤久明
 ステークホルダーと科学者の共創による新たな灌漑農業ガバナンスの模索 濱崎宏則
 共に創る(総合地球環境学研究所) ドロテア・ランピセラ
 情報ツールから始まる対話 小寺昭彦

第4章 地域の未来可能性
 地域の未来可能性 仲上健一
 水と生きるインドネシア・バリ島の人びと 鏡味治也

終章 科学と社会のあり方 窪田順平

あとがき
索引

編著者プロフィール

窪田順平(くぼた・じゅんぺい)
1957年生まれ。総合地球環境学研究所 研究推進戦略センター教授。京都大学大学院農学研究科林学専攻博士課程修了。農学博士。
主な著書に、『流域ガバナンスと中国の環境政策-日中の経験と知恵を持続可能な水利用に活かす-』(共編、白桃書房、2015年)などがある。