人物で読む源氏物語14
ハナチルサトアサガオオチバノミヤ

花散里・朝顔・落葉の宮

室伏信助 監修/上原作和 編
ISBN 978-4-585-01154-5 Cコード 1390
刊行年月 2006年5月 判型・製本 A5判・上製 434 頁
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定価:4,180円
(本体 3,800円) ポイント:114pt

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書籍の詳細

登場人物31人を選び、各人物に即した本文・現代語訳・論文・コラムという構成で『源氏』のエッセンスを満載して提供。
最新最大の研究成果から『源氏物語』を読む。
『源氏物語』の深遠な森への画期的案内書!

 

 

目次
《花散里・朝顔・落葉の宮》目次
●―口絵 源氏物語コレクション
伝承筆者未詳「朝顔」巻(影月堂文庫蔵)原豊二
斎王代賀茂御祖神社参入―聖なる朝顔の斎院小山利彦
あらすじで読む花散里・朝顔・落葉の宮松原志伸
花散里・朝顔・落葉の宮物語物語上原作和
現代語で読む《花散里・朝顔・落葉の宮》圷 美奈子(陣野英則)
人物ファイル伊藤禎子・正道寺康子・八島由香
後見・脇役事典勝亦志織・中丸貴史
●―論文案内
花散里の機能―付・六条院の歪みについて―山田利博
朝顔の姫君とその系譜―歌語と心象風景―原岡文子
喩としての朝顔―源氏物語の朝顔の姫君を中心に―越野優子
源氏物語の「塗籠」橋本ゆかり
揺れる花散里―起点としての五月雨―外山敦子
朝顔の姫君の人物造型―対比構造と虚像からのイメージ―古瀬雅義
「よそ」ながら「なつかしき」人―贈答行為にみる朝顔像―米田真木子
落葉の宮試論―「夕霧」巻の「名」を中心として―岩原真代
花散里人物論―研究史を踏まえて―伊藤好英
研究史―朝顔の姫君池田節子
研究史―落葉の宮池田節子
研究ガイドライン―花散里・朝顔の姫君・落葉の宮池田節子
主要参考文献目録三村友希
 * *
英米の『源氏物語』読者・翻訳者による人物把握の諸相緑川真知子
●―『源氏物語』の水脈
紫式部伝14 物語を書く女Ⅰ―倫子家女房兼業作家説上原作和
『源氏物語』と文化史 神鷹徳治
『源氏物語』の文法講座 助動詞「む」山田昌裕・井野葉子
和歌 後見なき皇女、落葉の宮秋貞淑
准拠 朝顔の斎院と「桃園の宮」西本香子
物語の語り・表現・文体 花散里の知性と紫の上陣野英則
文学史の中の『源氏物語』
Ⅰ 懐旧と不変―花散里の「心」と『伊勢物語』六十段大井田晴彦
Ⅱ 『今とりかへばや』女の思い、男の思いスエナガ エウニセ
Ⅲ 一条兼良と『花鳥余情』―有職故実家の『源氏物語』湯浅幸代
Ⅳ 『源氏物語忍草』原豊二
現代から読む人物論
マンガ 幸福美人三村友希
映画 想像力について―『スイミングプール』内藤まりこ
小説 花散里綺譚―「源氏の君の最後の恋」木村朗子
歌舞伎 花散里・落葉の宮小山優子

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