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チャブンカシニソッタチュウゴクチャワンノコウコガク
水上和則 著
定価 3,675円 (本体3,500円) 在庫あり
中国茶が日本人の生活に浸透して久しい。だが、これまでは茶葉について語られることが多く、茶碗に関する言及はなかった。本書では、陸羽が記した『茶経』にみられる茶碗を例に、茶と茶碗の歴史と変遷を明らかにする。また、日本への伝来にも触れ、瓷址や窯跡にみる歴史的事実を検証。研究の最前線を示す。写真・図表多数掲載。
第1章 遣唐使の見た中国の茶 一 玄宗皇帝と開元の治―日本に茶がもたらされた時代― 二 遣唐使の時代の日中交流―『井真成』の墓誌 三 封演『封氏聞見記』に書かれた茶 四 遣唐使により日本にもたらされた茶第2章 中国茶のバイブル『茶経』 一 『茶経』 二 ●(茶碗)について 三 『茶経』に記された窯場窯址から出土するもの第3章 白居易邸宅跡出土の白瓷 一 晩唐代知識人白居易 二 白居易故居出土の茶器 三 その他唐代遺址出土の茶具茶碗 四 『窯』―天下貴賎なく用いられた白瓷碗第4章 『茶経』に記された甌 一 白瓷の名窯、●州窯の発見 二 河北州窯の出土品 三 ふたたび『茶経』●の条、甌について 四 唐代茶碗の推移第5章 法門寺出土の秘色瓷と茶具 一 唐代高級青瓷の越窯秘色瓷とは 二 陝西省法門寺宝塔の倒壊 三 宝塔地下宮より多数の茶道具出土と秘色青瓷発見 四 秘色とは何か、秘色瓷の伝統第6章 秘色瓷を生産した窯 一 晩唐代秘色瓷生産窯の所在を追う 二 墓碑に記された貢窯 三 童兆良『上林窯工』による「咸通十三年季春」瓷片 四 五代・宋代の秘色瓷器について第7章 宋代における喫茶の流行と名窯 一 唐の滅亡と宋の建国 二 都市の商業活動からみた宋という時代 三 北宋の首都開封の繁栄 四 夢の都、張擇端《清明上河図》 五 銭で購われた平和 六 宋代の喫茶の特徴 七 宋代留学僧の時代の茶 八 宋代に隆盛する名窯第8章 遼・金代壁画墓にみる喫茶風習 一 遼国と宋国の関係 二 陳国公主墓 三 張家口市宣化区出土の壁画墓 四 《文會圖》に描かれた喫茶 五 遼国出土白瓷の生産窯第9章 進●・供御の器 一 天目碗と黒釉瓷碗 二 天目碗の故郷は、福建省の建窯である 三 厦門大学による水吉建窯の発掘調査 四 青瓷斗笠碗から、黒釉斗笠碗、そして天目碗へ 五 蔡襄『茶録』から徽宗『大観茶論』 六 『進●・供御』の碗残片第10章 宮廷専用茶園の北苑遺址と出土品 一 北苑遺址の調査 二 北苑から出土する櫛描紋青瓷碗と、その産地について 三 櫛描紋青瓷が、茶碗であった可能性について 四 南宋代地層出土の天目茶碗第11章 海揚がりの貿易陶瓷 一 黒石号沈没船の中国陶瓷 二 泉州湾と沈没船 三 新安沈没船の陶瓷器第12章 茶の湯と茶碗 一 中国茶碗の遷り変わりと伝来 二 茶の湯と茶碗
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