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「無アクセント」であるために長らく研究が進んでいなかった朝鮮語(韓国語)ソウル方言の韻律に対し、文レベルのイントネーションから接近。音響分析の結 果にもとづき韻律パターンの理論的モデルを検討。
宇都木昭(うつぎ・あきら)筑波大学・人文社会系・助教。専門は日本語と朝鮮語の韻律の構造・変異・変化に関する研究。論文に「音響音声学からの接近」野間秀樹編『韓国語教育論講座 第1巻』(くろしお出版、2007年)、「日本語と朝鮮語の破裂音―音響音声学的研究の概観―」『北海道言語文化研究』第7号(北海道言語研究会、2009年)がある。
「図書新聞」(2013年8月3日)にて、本書の紹介文が掲載されました。(評者:高演技(大学教授))