カートは空です。
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人相占いに代表される「観相」の知識体系が、文学・絵画等の表現活動にどのような影響を及ぼしてきたか。古典的相書の記述と関連資料の分析により、「忘れられた日本の学問」の具体相の把握、継承性と応用の可能性を追究することを試みる。
相田満(あいだ・みつる)1959年2月、広島県生まれ。中央大学大学院博士後期課程年限終了後、東京都立本所高等学校教諭を経て、現在、国文学研究資料館准教授。和漢比較文学会常任理事。情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会第8期主査(2005-2006年度)。情報知識学会編集委員。無窮会図書館評議員。説話文学、漢籍幼学書を中心とする和漢比較文学研究と中世学問研究、人文情報学分野ではデータベース形成と漢字に関する研究を進め、近年は日本旧暦時代文献の研究に資するオントロジを構築するための研究と資源形成を行っている。論著等に『時空間とオントロジで見る和漢古典学』(勉誠出版、2016)『古典化するキャラクター』(アジア遊学130、勉誠出版、2010)、『和漢古典学のオントロジ』(勉誠出版、2007)など。