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見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産

日本と世界をつなぐ世界遺産
岩下哲典・藤村泰夫 編
ISBN 978-4-585-32023-4 Cコード 0021
刊行年月 2022年12月 判型・製本 四六判・並製 264 頁
キーワード 文化史,日本史,明治,近代

定価:2,640円
(本体 2,400円) ポイント:72pt

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書籍の詳細
世界遺産の見どころを徹底解説!

2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」。
8エリア23資産の歴史・概要を時系列で写真とともに解説する充実の一冊。
現地を歩くためのガイドブックとしても最適。

【本書の特色】
・巻頭に現在の資産の姿を撮影したカラー写真を掲載。
・最適な執筆陣が各資産の歴史や見どころ、世界遺産としての価値、歴史教育や生涯学習の取り組みをやさしく解説。日本のモノづくりの原点、近代化を成し遂げたサムライ・スピリットを知ることが出来る。
・各資産の紹介ページには、地図(QRコードを掲載)、開館時間・休館日などをまとめた「基本情報」を掲載。
・巻末に日本と世界の産業遺産を比較してみることができる関連年表を完備。

 

 

目次
カラー口絵 明治日本の産業革命遺産8つのエリアと23構成資産

はじめに 幕末の対外的危機感と情報活動が生んだ世界遺産 岩下哲典

サムライ・スピリットの世界遺産 岩下哲典

明治日本の産業革命遺産の見どころ

・【岩手県】:橋野鉄鉱山・高炉跡 今野日出晴
・【静岡県】:韮山反射炉 桜井祥行
・【山口県】:萩城下町/萩反射炉/恵美須ケ鼻造船所跡/大板山たたら製鉄遺跡/松下村塾  道迫真吾
・【鹿児島県】:旧集成館/寺山炭窯跡/関吉の疎水溝  吉満庄司
・【佐賀県】:三重津海軍所跡  藤井祐介
・【長崎県】:旧グラバー住宅/小菅修船場跡/高島炭鉱/端島炭鉱/三菱長崎造船
所旧木型場/三菱長崎造船所占勝閣/三菱長崎造船所第三船渠/三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン  新木武志
・ エリア特論「三菱と長崎の近現代史」 新木武志
・【福岡県・熊本県】:三池炭鉱・三池港/三角西港  山田雄三
・【福岡県】:官営八幡製鐵所/遠賀川水源地ポンプ室  神野晋作

もっと深く知るために―広げる!感じる!世界遺産!!  祐岡武志

日本と世界の産業遺産関連年表  作成:塚越俊志
あとがき 藤村泰夫
執筆者紹介
プロフィール

岩下哲典(いわした・てつのり)
1962年生まれ。東洋大学文学部史学科・大学院文学研究科史学専攻教授。
専門は日本近世・近代史。
著書に『江戸のナポレオン伝説』(中央公論新社、一九九九年)、『江戸の海外情報ネットワーク』(吉川弘文館、2006年)、『龍馬の世界認識』(共著、藤原書店、2010年)、『江戸無血開城 本当の功労者は誰か?』(吉川弘文館、2018年)、編著に『江戸時代来日外国人人名辞典』(東京堂出版、2011年)『地域から考える世界史―日本と世界を結ぶ』(勉誠出版、2017年)などがある。

藤村泰夫(ふじむら・やすお)
1960年生まれ。山口県立西京高等学校教諭。
専門は西洋史。地域から考える世界史の視点で新しい歴史教育の構築を考えている。
著書に『世界史から見た日本の歴史三八話』(共著、文英堂、2000年)、『世界史の授業デザイン』(共著、明治図書、2013年)、編著に『地域から考える世界史―日本と世界を結ぶ』(勉誠出版、2017年)などがある。

書評・関連書等

★書評・紹介★
「南日本新聞」(2023年3月8日、9面文化欄)にて紹介されました。
 →記事:桑畑正樹氏(同紙記者)
「読売新聞」福岡版(2023年5月31日、地域欄)にて紹介されました。
「読売新聞」鹿児島版(2023年6月4日、27面地域欄)にて紹介されました。
「読売新聞」山口版(2023年6月8日、22面地域欄)にて紹介されました。

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