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天竺・震旦・本朝の三国を焦点に、仏教を軸とした東アジア世界を描き出した『今昔物語集』。同書は東アジアという文脈の中でどのように立ち現れるのか。説話圏・翻訳そして予言…多角的な観点から『今昔物語集』の位置を明らかにする。
小峯和明(こみね・かずあき)立教大学文学部教授。文学博士。専門は日本中世文学、東アジアの比較説話。著書に『中世法会文芸論』(笠間書院、2009年)、『中世日本の予言書』(岩波新書、2007年)、『院政期文学論』(笠間書院、2006年)、『野馬台詩の謎』(岩波書店、2003年)、『説話の言説』(森話社、2002年)、『説話の森』(岩波現代文庫、2001年)、『説話の声』(新曜社、2000年)等。