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「忍者」をモデルにした小説・マンガなどは多くあるが、実際の忍者たちはどのようなものだったのか。忍術書などから忍者の戦術・精神性を探り、日中における忍者(的な存在)にも言及する。また、現代における「忍者像」はどのようにして形成され、中国・韓国などでどう受容されているのか。忍術書・忍具、アジア圏の忍者の小説・マンガなども紹介するとともに、現代でも衰えない人気を誇る「忍者」を解明する。
吉丸雄哉(よしまる・かつや)三重大学人文学部准教授。専門は日本近世文学。主な著書に『武器で読む八犬伝』(新典社、2008年)、『式亭三馬とその周辺』(新典社、2011年)、編著に『忍者文芸研究読本』(笠間書院、2014年)などがある。山田雄司(やまだ・ゆうじ)三重大学人文学部教授。専門は日本中世史。主な著書、論文に『怨霊・怪異・伊勢神宮』(思文閣出版、2014年)、『怨霊とは何か―菅原道真・平将門・崇徳院』(中央公論新社、2014年)、『忍者の歴史』(KADOKAWA、2016年)などがある。