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麗子像はどうしてあんなこわい顔?足なし幽霊は応挙から?釈迦の托胎は「受胎告知」と似てる?絵画や仏像などのさまざまな疑問・謎を図像解釈学(イコノロジー)から探り、日本美術の新しい楽しみ方を提案する。新たに8つのトピックを追加し、増補改訂版として刊行。※本書は『図像学入門――疑問符で読む日本美術』(2015年11月刊行)の増補改訂版です。
山本陽子(やまもと・ようこ)1955年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(美術史)博士課程後期単位取得。博士(文学)。東邦音楽大学・明星大学・跡見学園女子大学・早稲田大学・東京純心女子大学・多摩美術大学・一橋大学大学院・お茶の水女子大学非常勤講師を経て明星大学教育学部教授。専門は日本中世絵画史。著書に『絵巻における神と天皇の表現─見えぬように描く』(中央公論美術出版、2006年)、『絵巻の図像学─「絵そらごと」の表現と発想』(勉誠出版、2012年)、『はじめての日本美術史』(山川出版社、2018年)、『物語る仏教絵画―童子・死・聖地』(勉誠社、2023年)など。
★書評・紹介★「月刊美術」8月号(2024年7月20日)にて紹介されました。