カートは空です。
北宋、開封の都を描いたとされる中国屈指の名画「清明上河図」。来歴、作者、描かれている情景と時代、後世に与えた影響…。その作品のすべては深遠な謎と波乱に満ちたストーリーに満ちている。鑑賞の方法から作品成立の裏側まで、知られざる名画を味わい、愉しむ。
野嶋剛(のじま・つよし)1968年生まれ。ジャーナリスト。朝日新聞国際編集部次長。上智大学新聞学科卒。朝日新聞に入社後、佐賀支局、西部本社などを経て、2001年からシンガポール特派員。イラク、アフガニスタンで戦争報道を経験し、東京本社政治部記者などを経て、2007年から2010年まで台北特派員。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社、2003年)、『ふたつの故宮博物院』(新潮社、2011年)など。
・「週刊エコノミスト」(2012年1月31日号)の「歴史書の棚」欄にて、本書の書評が掲載されました。(評者:加藤徹(明治大学))・「週刊読書人」(2012年2月3日)にて、本書の書評が掲載されました。・「京都新聞」(2012年2月5日)にて、『謎の名画・清明上河図』の書評が掲載されました。(評者:楊逸)・「美術の窓」(2012年3月号)にて、本書の書評が掲載されました。
*2012年1月2日(月)より、東京国立博物館にて開催の「北京故宮博物院200選」で、「清明上河図」が展示されます!→2012年1月24日(火)にて、展示が終了しました。