カートは空です。
律儀、道楽、内証や覚悟、自業自得に四苦八苦…。何気なく口にしている日常のことばのルーツに実は仏教が隠れていた!ことばの持つ本来の意味をずらしながら、自在に使い慣らしていく日本人のエスプリを垣間見る語源探訪エッセイ。
小林祥次郎(こばやし・しょうじろう)昭和13年2月栃木県栃木市に生まれる。昭和35年3月東京教育大学文学部文学科卒業。平成13年3月小山工業高等専門学校教授を退官。主要著書に、『書言字考節用集 研究並びに索引』(中田祝夫と共著、風間書房、同改訂新版、勉誠出版)、『多識編自筆稿本刊本三種 研究並びに総合索引』(中田祝夫と共著、勉誠社)、『近世前期歳時記十三種 本文集成並びに総合索引』(尾形仂と共著、勉誠社)、『近世後期歳時記 本文集成並びに総合索引』(尾形仂と共著、勉誠社)、『季語遡源』(勉誠社)、『季語再発見』(小学館)、『日本のことば遊び 新装増補版』(勉誠出版)、『梅と日本人』(勉誠出版)、『日本古典博物事典 動物篇』(勉誠出版)、『くいもの―食の語源と博物誌』(勉誠出版)、『人名ではない人名録―語源探索』(勉誠出版)など。