カートは空です。
統治と利用―権利を規定するシステムを探る近代化の過程で、森林という空間の統治・利用をめぐって、人間と人間との関係はいかに調整・構築されたのか。ドイツ、中国、日本、仏領インドシナそれぞれの歴史的社会における統治権力の形態とそれに規定される諸権利の分配のあり方に着目。それらを相互に比較することにより、権利を支えるシステムが成立する歴史的・社会的プロセスを把捉する。
松沢裕作(まつざわ・ゆうさく)1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部准教授。専門は日本近代史。著書に『明治地方自治体制の起源』(東京大学出版会、2009年)、『自由民権運動』(岩波書店、2016年)、論文に「官有地・御料地と無断開墾問題」(『三田学会雑誌』109-1、2016年)などがある。
★書評・「時報しゃりんけん」(歴史と環境を考えるための10冊)にて、書評が掲載されました。(評者:斎藤修(一橋大学名誉教授))・「林業経済」 Vol.73 No.2(2020年5月)にて、書評が掲載されました。(評者:谷祐可子(東北学院大学経済学部))『日本歴史』(2020年9月号)に書評が掲載されました。 →評者:宮平真弥(流通経済大学法学部教授)
★広告情報「朝日新聞」(2019年3月23日)にサンヤツ広告を掲載しました。