写本、版本、明治期に作られた書籍―
日本の古い本には色々な形があり、それを構成する部品、作られた時代も様式も様々である。
これらの「本」には何が書かれているのか。
そもそも「本」のどこをどのように見ればよいのか。
くずし字はどう読めばよい?捺されているハンコは何を意味しているのか?
表紙の模様にはどのような意味が隠されているのか?
一流の研究者たちが丁寧にわかりやすく解説する。
多数の図版とともに楽しむ、充実の古典籍・近代文献の入門書!
古典籍研究のエキスパートである国文学研究資料館が定期的に開催し、
書物の声を聴くための方法・視角をレクチャーする「日本古典籍講習会」。
そこで繰り広げられる連続講義を初めて書籍化。