カートは空です。
商品1/12
旺盛な活動を行なった文人にして、魯迅の実弟。ナショナリストにして、祖国を裏切った〈漢奸〉。「生を求める意志」を持ち悩み苦しむ現世的な人間=頽廃派をキーワードに、近現代の日中文化をつなぐ要注意人物、周作人の思想に迫る。
伊藤徳也(いとう・のりや)1962年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。東京大学大学院人文科学研究科中国語中国文学博士課程中退。専門は近現代中国文学、比較文化論。主な論文に「近代中国における文学言語」、「林語堂の自己形成-初期の文化意識を中心に」、共訳として『藻を刈る男-茅盾短編集』がある。