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元禄・正徳 板元別出版書総覧

市古夏生 編
ISBN 978-4-585-22102-9 Cコード 3021
刊行年月 2014年11月 判型・製本 A5判・上製 848 頁
キーワード 総記,出版,江戸,近世

定価:16,500円
(本体 15,000円) ポイント:450pt

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書籍の詳細

元禄九年(1696)から正徳五年(1715)に流通していた7,400に及ぶ出版物を、480以上の板元ごとに分類し、ジャンル別に網羅掲載。
文学史、歴史、宗教史、出版文化史、図書館学など諸分野に有用な基礎資料。


【本書の特色】
・近世出版文化史上画期となる、出版点数が劇的に増加した元禄から正徳期に流通していた出版物をジャンル別に排列した『増益書籍目録』記載の書目を網羅掲載。掲載書籍総数は7400に及び、板元数は480以上。
・書目を板元別に再編成することで、当該期における各板元の出版物の全容が明らかになり、板元の経済規模や得意ジャンル、著者等の人的ネットワークが浮き彫りになる。
・元禄九年(1696)から正徳五年(1715)に刊行された15種の諸版を対象としており、その記載事項の異動により、①版権の移動、②流通価格の変遷など出版史の研究において有用なデータを提供。
・事績や特色などが明らかになっている板元については、解説を附しており、板元事典としても活用できる。
・巻末には利便性を考え、書名索引を附した。

 

 

プロフィール

市古夏生(いちこ・なつお)
お茶の水女子大学理事・副学長。日本近世文学・出版文化専攻。
おもな編著書に『近世初期文学と出版文化』(若草書房、1998年)、『江戸時代初期出版年表』(共編、勉誠出版、2011年)などがある。

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