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二十四史と呼ばれる中国歴代王朝史(正史)を現代語訳で読む「中国史書入門」シリーズ。異民族が中原に進出し、群雄割拠した南北朝時代。王朝が成立しては滅亡を繰り返した時代。日本でも有名な雅楽「蘭陵王入陣曲」、その蘭陵王・高長恭が活躍した北斉の正史『北斉書』を本邦初現代語訳!【本書の特色】◎原文と現代語訳が対照できる。◎本紀を全訳、列伝を抄訳。◎『北斉書』が記す南北朝時代後期を理解する為のコラム、地図や系図などの資料を収録。
氣賀澤保規(けがさわ・やすのり)明治大学東アジア石刻文物研究所所長。専門:北朝隋唐政治社会史主著:『府兵制の研究―府兵兵士とその社会』(同朋舎、東洋史研究叢刊57、1999年) 池田恭哉(いけだ・ゆきや)京都大学文学研究科准教授。専門:中国中世思想史主著:『南北朝時代の士大夫と社会』(研文出版、2018年) 岡部毅史(おかべ・たけし)大阪市立大学学術情報課職員。専門:魏晋南北朝政治制度史主著:『魏晋南北朝官人身分制研究』(汲古書院、2017年) 梶山智史(かじやま・さとし)明治大学・専修大学兼任講師。専門:魏晋南北朝史主論文:「覇史の系譜―五胡十六国史料における継承と再編」(『唐代史研究』第22号、2019年) 倉本尚徳(くらもと・しょうとく)京都大学人文科学研究所准教授。専門:六朝隋唐仏教史主著:『北朝仏教造像銘研究』(法藏館、2016年) 田熊敬之(たくま・よしゆき)東京大学大学院人文社会研究科博士課程。専門:魏晋南北朝史(北朝政治制度史)主論文:「北斉「恩倖」再考―君主家政官としての嘗食典御・主衣都統を中心に」(『史学雑誌』、第129編第7号、2020年)
★書評・紹介★「日本経済新聞」(2022年1月29日夕刊、文化欄)「文化往来」にて紹介されました。