人物で読む源氏物語15
オンナサンノミヤ

女三の宮

室伏信助 監修/上原作和 編
ISBN 978-4-585-01155-2 Cコード 1390
刊行年月 2006年5月 判型・製本 A5判・上製 434 頁
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定価:4,180円
(本体 3,800円) ポイント:114pt

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書籍の詳細

登場人物31人を選び、各人物に即した本文・現代語訳・論文・コラムという構成で『源氏』のエッセンスを満載して提供。
最新最大の研究成果から『源氏物語』を読む。
『源氏物語』の深遠な森への画期的案内書!

 

 

目次
《女三の宮》目次
●―口絵 源氏物語コレクション
伝後伏見院筆「御法」巻・足利義輝「竹河」巻高城弘一
源融「河原院」も偲ばれる渉成園―六条院正妻としての朱雀院女三の宮小山利彦
あらすじで読む女三の宮森野正弘
女三の宮物語(抄録)上原作和
現代語で読む《女三の宮》三村友希(陣野英則)
人物ファイル伊藤禎子・正道寺康子・八島由香
後見・脇役事典勝亦志織・中丸貴史
●―論文案内
薫と〈女三の宮〉―源氏物語第三部の一断面―吉井美弥子
女三の宮造型の諸問題―紫の上と比較して―池田節子
女源氏の恋―女三の宮長谷川政春
鈴虫巻の女三宮木谷真理子
女三の宮と褥の〈つま〉太田敦子
第三部における女三の宮―〈大宮〉たる明石中宮と女二の宮の降嫁土居奈生子
女三の宮の〈幼さ〉―小柄な女の幼稚性三村友希
研究史・研究ガイドライン・主要参考文献目録森野正弘
 * *
源氏物語と「琴」�―余韻の音楽、琴―伏見无家

●―『源氏物語』の水脈
紫式部伝12 寛弘三年十二月二十九日―命婦としての初出仕から掌侍への昇任まで上原作和
歴史 女の出家三橋 正
『源氏物語』の文法講座 助動詞「けり」山田昌裕・井野葉子
和歌 「いはけなき」皇女の歌秋貞淑
物語の語り・表現・文体 女三の宮の空虚な心中陣野英則
文学史の中の『源氏物語』
� 柏木の恋と死―その歌物語的発想をめぐって―大井田晴彦
� 『とりかへばや』―吉野をめぐってスエナガ エウニセ
� 宗祇の古注釈―連歌師の『源氏物語』湯浅幸代
� 『好色一代男』原豊二
現代から読む人物論
マンガ 黒猫の誘惑三村友希
映画 死を受け取る―『Dolls』内藤まりこ
小説 運命を生きる―『クロイツェル・ソナタ』『トリスタンとイズー』木村朗子
歌舞伎 紫の上―その二・女三の宮小山優子

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