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「三国志演義」「水滸伝」と並ぶ、中国英雄譚『楊家将演義』。宋の建国に貢献した武将・楊業一族の悲哀と活躍の物語を本邦初完訳。※『楊家将演義』(ようかしょうえんぎ )とは北宋の武将・楊業一族の活躍と悲劇を描いた中国明代の古典文学。『楊家将』とも呼ばれる。現代中国の河北省など北方地域に伝わる楊一族にまつわる伝説が民間故事を元にした作品。中国では「三国志演義」「水滸伝」と同様に京劇やテレビドラマで定番となっており、老人から子供まで幅広く知られている。
岡崎由美(おかざき・ゆみ)1958年生まれ。中国文学研究者。1981年早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学文学学術院教授。専門は中国大衆文学。徳間書店にて中華圏で絶大な人気を誇る金庸全作品の日本語訳及び監修を手がける。主な著作に『中国の英雄豪傑を読む』『武侠小説の世界を読む』『武侠映画の快楽』などがある。松浦智子(まつうら・さとこ)2009年早稲田大学文学研究科中国語・中国文学専攻修了(博士)。名城大学理工学部助教。専門は中国文学・中国通俗文芸。